あなたの年収はあなたの周りの人間が決める!嘘のようなホントの話

※記事内に広告を含む場合があります

突然ですがあなたの年収はいくらですか?

300万円ですか?1,000万円ですか?それとも1億円ですか?

人それぞれ年収というものはバラバラだと思いますが、実は年収というのは自分の周りにいる人間で決まると言われています。

「そんなことあるわけない」
「今の仕事を選んだのは自分自身だ」
「周りの人間に決められた覚えはない」

なんて思う人もいるかもしれませんが、実はこれは嘘のようなホントの話なんです。今回はその理由をお話していきたいと思います。

自分と仲のいい知り合い10人の平均年収が自分の年収である

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?

これは実際に計算してみて頂ければと思います。多くの人はこの通りになると思います。

「仲のいい」知り合い10人なので、選ぶのは飲みに誘えたり、気軽に電話ができたりするような関係の知り合いのみにしてください。連絡先だけ知っているとか、一回話したことがある程度の知り合いは仲の良い知り合いには含まないようにしてください。

最も仲のいい順番に10人をピックアップしたら、おおよそでいいので平均年収を算出してみてください。おそらく自分の年収に近くなるはずです。

仲のいい知り合い10人の平均年収が自分の年収になる理由

これは何も適当に言っているのではなくて、自分と仲のいい人の平均年収が自分の年収になるには「明確な理由」があります。

この理由を説明するときに是非覚えておいて頂きたいのが「コンフォートゾーン」というものの存在です。

コンフォートゾーンというのは、自分が居心地がいいと感じている環境において、自分自身が自然に考え、行動ができるゾーンのことです。地元の仲間で集まっている時や、通い慣れた場所に行く時は、緊張も何もせずに自然な行動、思考ができるはずです。

それこそが、現状のコンフォートゾーンとなります。

コンフォートゾーン

あえて年収で表現をするなら、年収300万円の人なら、周りの平均年収も300万円くらいの人達の中にいることが価値観も近く、自然な行動、自然な思考ができるはずです。

それこそが「居心地がいい」環境、すなわちコンフォートゾーンとなるのです。

仮に、年収300万円の人が、年収1億円の人達の仲間に入ると、おそらく居心地が悪く感じてしまうはずです。それは、価値観や考え方が違うといった「コンフォートゾーンがずれている」ことが原因になるのです。

自分のコンフォートゾーンから外れると、基本的にはいつも通りの行動ができなかったり、自然な思考ができなかったりするので、固くなってしまい、居心地が悪く感じるのです。

話が合わない

人間の脳は「居心地のいい場所へ」自然と身を置くように働く

人間の脳は自分にとって居心地のいい場所へ自然と自分の身を置くように働きます。なので、例えば年収300万円の人の場合、居心地が良いと感じる仲間は価値観も考え方も合うような「同じ年収300万円前後の仲間」になることが多いのです。

そうなると必然的に仲のいい知り合い10人の平均年収も、300万円に近くなる場合がほとんどとなるのです。なので「自分と仲のいい知り合い10人の平均年収が自分の年収である」というのはある意味で「必然」でもあるのです。

周りの環境があなたの価値観を作り出す

理想の人生を手に入れよう!あなたの人生を決めるミラーニューロンとは?』でもお話させて頂きましたが、自分自身の考え方や価値観、信念というものは周りの環境に大きく依存します。

例えば自分が年収300万円だった時に、居心地がいいと感じる同じく年収300万円前後の知り合いが多くいる環境の中に身を置いていると、年収300万円であることがどんどん「当たり前」になってくるのです。

考え方、価値観、信念、どれもが自然と年収300万円思考になっていくということです。

ここでもし、自分自身のコンフォートゾーンを引き上げ、年収1億円の人達の中に入っても居心地が悪く感じないような状態を作り上げることができたらどうなると思いますか?

年収300万円の人でも年収1億円を稼ぐということが当たり前となり、考え方、価値観、信念が自然と1億円思考になっていくのです。

今はサラッと文章で書いたので簡単そうに聞こえたかもしれませんが、そもそも年収1億円以上ある10人と繋がれること自体が非常に難しいですし、その人達と同等の価値観や信念を持つには、それなりの密な付き合いをしなければ身につきません。

そんな人達を10人もつくるのは非常に難しいはずです。

これができれば、高い確率で年収1億円になれるので、できそうな人は最優先で自分のコンフォートゾーンを引き上げるということをするといいと思います。しかし、恐らくほとんどの人はなかなか難しいと思います。

そこで、これに近いことをトレーニングによって培うこともできます。

コンフォートゾーンを引き上げるトレーニング

コンフォートゾーンを引き上げるトレーニング

コンフォートゾーンを引き上げる一番いい方法は、既に自分よりもコンフォートゾーンが高い人となるべく多く同じ時間を過ごすことです。しかし、それがなかなか難しい場合は「擬似的に」そういった環境を作り出すことで脳に錯覚を見させてあげるのが効果的です。

これはどういったことかというと、「目標を達成している時の自分のコンフォートゾーンに強い臨場感を与える」ということです。

先ほどの年収300万円のコンフォートゾーンを例にだすなら、既に1億円を稼いでいる自分が「当たり前」であり「普通」であるというイメージを常に持ち続けるようにするのです。セルフイメージを上げ続け、常に目標を達成している自分を毎日イメージし続けるのです。

すると、脳が年収1億円を稼いでいる状態により強い臨場感を感じるようになってきます。

より強い臨場感を感じるようになると、現状の年収300万円の自分にとても強い違和感を感じてきて、その現状からいち早く抜け出したいと必死に努力をするようになるのです。

本田圭佑選手の名言に学ぶ!夢の実現に必要な「2つの力」とは?でも目標を達成している自分を毎日強くイメージすることの重要性をお話していますが、日々のイメージによって自分のコンフォートゾーンを引き上げることも可能だということです。

自分が理想とする体の写真を見ながらダイエットをするのは効果的

「ダイエットなどをする時に、自分が理想とする体の写真を毎日見続けると効果がある」なんていう話を聞いたことはないでしょうか?

これも実は自分のコンフォートゾーンを引き上げるのにとても効果的なんです。

理想とする体を毎日見続けることで、理想とする体になっている自分に強い臨場感を感じるようになります。すると、今の太っている自分に強い違和感を感じるようになるのです。その強い違和感こそがエネルギーの源となり、どんどん目標達成に向けて脳が突き進んでいけるようになるわけです。

他にも、「目標は紙に書いて壁に貼る」とかも原理は同じようなことです。

要するに、「目標を達成している自分により強い臨場感を持たせる」ということがコンフォートゾーンを引き上げる為には大切になります。目標を達成している自分により強い臨場感を持たせる為には目標を壁に貼ったりして毎日見るようにするのはとても効果的なわけです。

まとめ

誰でも居心地のいい場所には留まりたくなりますよね。

しかし、勇気を持ってその居心地のいい場所から一歩外に出て、あえて居心地の悪い場所に行くことで自分のコンフォートゾーンが引き上がり、大きく成長することがあります。

仮に自分の年収が300万円だとしたら、同じく年収300万円前後の仲間達の中だけに縮こまるのではなく、勇気を出して年収1億円の人達に意識的に会いにいくようにしてみましょう。直接の知り合いにそういった人がいなくても、最初は講演会やセミナーなどで会いにいく形でもいいと思います。

意識的に自分と違った価値観の人に会うことで少しずつコンフォートゾーンを引き上げていきましょう。仲のいい知り合い10人の平均年収が上がってくると、自然と自分自身の考え方、価値観も変わり自分の年収も上がってきているはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA