スティーブ・ジョブスの名言から学ぶ「結果を出す人の思考法」

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アップル社を設立した一人であるスティーブ・ジョブス。革新的な商品を次々と世に打ちだしアップルの成功を支えた立役者です。

スティーブジョブスといえば、黒いタートルネックにデニムというスタイルでも有名ですが、仕事の面では完璧主義で常に高い目標を設定し、その目標達成に向けて全力で取り組むことでも有名でした。そのあまりにも完璧主義で強引な経営によって、時には社員を次々とリストラしたり、結果を出せない社員には罵声を浴びせたりすることもあったと言われています。

それほどまでに「結果にこだわる姿勢」は、現状でなかなか思ったような結果が出せていない人にとっては非常に参考になる部分が多いです。ということで、今回はスティーブジョブスの名言から「結果を出す為のヒント」となるような発言を紹介していきたいと思います。

 

「量より質が重要だ。2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい」

スティーブジョブスは「量よりも質が重要だ」と話します。特に「2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい」という例えはとても秀逸です。これは確かにそうだなと思わず納得してしまう例えですよね。

どんな仕事でもそうですが、一定の期間は量をこなさなければいけないこともあるかもしれません。特に仕事を覚える段階などではとりあえず量をこなすことが必要になります。しかしいつまでも量だけを追い求めていては大きな結果がでることはありません。

例えば、営業を全くやったことがない場合は最初の頃はとりあえず量をこなして経験を積んでいく必要はありますが、いつまでもそれでは大きな結果には結び付きません。ある程度量をこなしたら、それからは成約率を高める為の工夫をしたり、より大きな契約を狙いにいったりと、質の部分も考え始めてようやく大きな結果に繋がっていきますよね。

何事も質が伴い始めてから結果も出始めるということを理解することが大きな結果を出す為には大切なのかもしれないですね。

「未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると 信じなければならない」

今やっている事に意味が見出せなかったとしても、後から振り返ってみると全てが繋がることがあります。それは今まで点だと思っていたことがいつの間にか線になる瞬間です。

スティーブジョブスはその点と点は未来を見据えて結んでいくことはできず、過去を振り返った時に結べると言います。つまり、今自分がやっていることに意味が見出せなくても、全力でやっていれば必ずその点はいつか線になると信じることが大切だということです。

どんな物事でも必ずやる意味があり、そしてそれはいつか必ず線になると信じることであらゆる物事をより高いモチベーションでこなすことができるわけですね。

「私は、本当に好きな物事しか続けられないと確信している。何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも、恋人にも」

「自分が本当に好きなことをやる」

当たり前のようですが、これって結果を出す為には最も重要な本質ですよね。でも、今の世の中この当たり前のことが実はできていない人が圧倒的に多いのが現状です。

本当に好きなことが仕事になっているか?を自問自答することがとても大切で、妥協せずに自分の好きなことを全力で仕事にするのが大きな結果を出す為には最も近道です。

自分の好きではないようなことっていくらやってもモチベーションは上がりませんが、好きなことが仕事になればおのずとモチベーションも上がり結果もついてきます。

「好きなことができているか」

この当たり前のようで、最も重要なことを真剣に考えることが重要なのかもしれません。

「自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法」

スティーブジョブスは人間の死というものを自分自身のやる気を奮い立たせる材料として使うべきだと言います。

「どうせいつか死ぬんだから失うものなんて何もない」くらいに考えられることが大切ということですね。

もし何か行動を起こす必要がある場合に、少し躊躇してしまったり、なかなか行動ができない場合は「失うものなんて何もない」というマインドに切り替えていくことが大切です。そんな時にこの「いつか死ぬんだから失うものは何もない」という発想ができることは究極のマインドセット術と言えるかもしれません。

なかなか行動が起こせない人は、このくらいの気持ちで失うものなんて何もないと思えるようになると一気にブレイクするかもしれません。

「毎日を人生最後の日だと思って生きれば、いつか必ずその日は来るだろう」

「今日が人生最後の日だと思って頑張りなさい」みたいなことって結構言われ続けてますよね。確かに今日が人生最後の日だとわかっていたら自分がやりたいこと、やり残したことなどを全力でやると思います。

しかし、この言葉って既に浸透しすぎていてあまり新鮮味がないと言いますか、実際にこのマインドセットができている人って本当に極少数だけじゃないでしょうか。僕自身もこのような言葉は今までに何度も聞いたことがありますが、それでも今日が人生最後の日だと本気で思うことは非常に難しいです。

でも、もし本気で「今日が人生最後の日だ」と思いながら日々の行動ができたら、恐らく何かしら大きなことを成し遂げられるのではないかと思います。本気でこのマインドセットができるように毎朝「今日が人生最後の日になっても悔いが残らないようにしよう」と自分に語りかけるのもいいかもしれません。

次にどんな夢を描けるか。それがいつも重要だ

イノベーションを起こす上で重要なことは「次にどんな夢を描けるか」だとスティーブジョブスは言います。

どんな物事でも今までやってきたことだけ考えているようではいつか衰退してしまいますし、これから大きな結果を出すことはできません。

今のあなたはサラリーマンかもしれませんし、主婦かもしれませんし、学生かもしれません。そんな現状において次の夢はありますか?

夢を描くことに年齢や職業なんて関係ありません。いくつになっても常に次の夢を描き続けることがこれからの人生を更に良くしていく為には大切なのかもしれないですね。

「『できるわけがない』で大幅に改悪される。『つくれやしない』でまた大幅に改悪。こうしてわざわざ敗北を引き寄せる」

仕事でも将来の夢でも「そんなことできるわけない」と可能性を最初から否定してしまうことってありますよね。そのような発言は自ら敗北を引き寄せることになるとスティーブジョブスは言います。

例えば、せっかく若手の社員が会議で「こんなことをやりたい」と発言しても、頭の固い上司が「そんなのできるわけない」と端から否定してしまうような会社は伸びないということです。

アップルはこれまでも幾度となく世間を驚かすような新製品を作り続けてきましたが、それを実現させてきた背景にはジョブスのこの考え方が大きく反映されていたのではないかと思います。

「できるわけがない」という言葉を断ち切り、できる限り可能性を信じることが勝利に繋がるということですね。

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