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ブログ記事の人気がでてきたり、質の高い記事を書いたりすると、ブログがコピーされて無断で複製されるようなこともあります。
残念ながらインターネット上には他の人が頑張って書いたブログ記事をそのままコピーして、あたかも自分が書いた記事であるかのように使用する悪質なサイト運営者が少なからずいるのは事実です。
こんなようなことってある程度ブログにアクセスが増えてくると結構あるんです。
そこで重要になるのが「いかに自分が書いたブログ記事を守るか」という考え方です。
今回は記事の悪質なパクリを防止する方法について解説していきます。
パクリを防止する為の3つの考え方
記事がパクられるのを防止する為には3つの考え方があります。
1.記事がコピーされるのを防ぐ
ブログ記事そのものをコピーできない設定にしておくことでもある程度の防止策にはなります。あまりにもパクリが酷い場合はコピー自体をできない状態にしておくことも有効です。
2.コピーされたかチェックする
記事がコピーされたかどうかをチェックするツールを使えば、記事が誰かにコピーされるたびに通知を受け取ることもできます。コピーされた際に通知を受け取ることで、あまりにも長文がコピーされた際などは一度記事が悪用されていないかチェックすることができます。
3.自分の記事をいち早くGoogleにインデックスさせる
基本的にはパクリサイトはGoogleからペナルティを受けます。まったく同じ内容の記事が2つあった場合、「あとから」Googleにインデックスされたサイト側がペナルティを受けます。ペナルティを受けたサイトはSEO上大きなマイナスとなり、サイト自体の評価を落とします。
そこで大切になるのが、自分のブログ記事をパクられる前にいち早くGoogleにインデックスさせるということです。
このような3つの防止策があります。それでは一つずつ具体的な対策方法を解説していきます。
1.記事がコピーされるのを防ぐ
記事がコピーされるのを防ぐことはパクリサイトへの有効な対策となります。しかし、コピーができないような設定をすると、それなりのメリットとデメリットがあります。
- メリット:記事がパクられない
- デメリット:記事が引用されない、他のサイトに紹介されづらい
記事がパクられないのは安心ではありますが、引用などもしてもらいづらくなるのが難点です。このメリットとデメリットを天秤にかけてどちらを選択するかを決める必要があります。
記事をコピーさせないプラグイン「WP-Copyright-Protection」
記事のコピーを防ぐにはWP-Copyright-Protectionというプラグインを使用します。
このプラグインをインストールするにはダッシュボード内の[プラグイン]から[新規追加]を選択し、「WP-Copyright-Protection」と検索をしましょう。
WP-Copyright-Protectionのプラグインが表示されるのでインストールして有効化をします。
このプラグインは特に難しい使い方もなく、インストールをして有効化をするだけでOKです。有効化をするとブログの記事がコピーできなくなります。
2.コピーされたかチェックをする
引用や紹介などのことを考えると、コピーされないようにするところまではやりたくないという方は「コピーされたかチェックする」というのもパクリサイト対策としては有効です。
これは記事自体はパクられる可能性はあるのですが、「パクられたことにブログ管理人が気がつける」という意味でパクリサイト対策ができます。
パクられたことが気がつけば、そのブログの管理人に記事の削除依頼をすることもできますし、あらゆる対応をとることができます。
記事がコピーされたら通知してくれるプラグイン「Check Copy Contents(CCC)」
記事がコピーされたかチェックする為にはCheck Copy Contents(CCC)というプラグインを使うと簡単です。
このプラグインをインストールするにはダッシュボード内の[プラグイン]から[新規追加]を選択し、「Check Copy Contents」と検索をしましょう。
Check Copy Contents(CCC)のプラグインが表示されるのでインストールして有効化をします。
インストール及び有効化が完了したら、ダッシュボードの[設定]の中に[CCC設定]が追加されるのでここから設定ができます。
ここでは以下の設定ができます。
- 通知先のメールアドレス:通知してもらいたい自分のメールアドレスを入力
- 通知メールの件名:通知メールの件名を変えられる
- 通知メールのアドレス:デフォルトのままでOK
- 感知する文字数:ここで設定した文字数以上コピーされると通知がくる
- ログインユーザーの時の通知:ブログの管理人がコピーした際に通知するかどうか選択できる
[感知する文字数]がデフォルトの30文字だとかなり多く通知が来てしまうので、100~300文字くらいの間に設定しておくといいと思います。
また、[ログインユーザーの時の通知]にチェックが入っていると自分がコピーした際も通知が来てしまうので、チェックを外しておきましょう。
設定が完了したら[登録]をクリックすれば設定完了です。
これで、ブログ記事がコピーされた際には通知がくるようになります。
3.自分の記事をいち早くGoogleにインデックスさせる
全く同じコンテンツがネット上に2つあった場合、Googleは「先にインデックスした方」をオリジナルコンテンツであると認識し、後からインデックスした方をパクリだと判断して、ペナルティを設けます。
つまり、自分が書いた記事をいち早くGoogleにインデックスさせることで、仮に記事がパクられたとしても後からパクった側がGoogleからペナルティをうけるようにすることができるのです。
ここで重要になるのは自分が書いた記事を「いち早く」Googleにインデックスさせるということです。
万が一自分の書いた記事がGoogleにインデックスされる前に、パクリサイトの方が先にインデックスされてしまうようなことがあると、逆に自分のブログがペナルティを受けてしまうことにもなりかねません。
ここでは自分が書いた記事をいち早くGoogleにインデックスさせる為のプラグインを紹介します。
自分の書いた記事をいち早くGoogleにインデックスさせる為のプラグイン「PubSubHubbub」
自分が書いた記事をいち早くGoogleにインデックスさせる為に使うのが「PubSubHubbub」というプラグインです。
PubSubHubbub(パブサブハブバブ)とは、インターネット上の分散型出版-購読型モデル(PubSub)のためのオープン標準プロトコルである。パブサブハバブとも呼ばれる。
データフィードとしてAtomやRSSを拡張した設計となっており、HTTPを介してアクセスできるデータであればどんなデータ形式にも(例えばテキスト、画像、音声、動画ファイルなど)適用できるプロトコルとなっている。
このプロトコルの目的はデータが変更されたことをリアルタイムに通知することである。PubSubHubbubはHTTPの通知をPush技術を用いて行う。これはクライアントがポーリングに資源を消費しないで済むため、サーバ上のフィードに一定間隔でアクセスして更新を確かめるポーリングを行うより優れている。
引用元:wikipedia
要するに「記事を更新したらいち早くGoogleにインデックスしてもらいやすくなるシステムである」っていうことです。
このプラグインをインストールするにはダッシュボード内の[プラグイン]から[新規追加]を選択し、「PubSubHubbub」と検索をしましょう。
PubSubHubbubのプラグインが表示されるのでインストールして有効化をします。
このプラグインは特に難しい設定などもなく、インストールして有効化をするだけでOKです。これで自分が書いた記事がいち早くGoogleにインデックスされやすくなります。
まとめ
ネット上にコンテンツを公開している以上、コンテンツがある程度コピーされることは仕方がないことかもしれません。
しかし、ブログ運営者としては最低限の対策を施しておくことは自分が頑張って作ったコンテンツを守る為にもとても大切なことです。
具体的な対策方法を最後まとめておきます。
- 記事がコピーされるのを防ぐ
- 記事がコピーされたかチェックをする
- 自分の記事をいち早くGoogleにインデックスさせる
今回紹介した対策方法はプラグインをインストールするだけで簡単にできるものばかりなので、何も対策をしていないという方はすぐに実施してみてください。