紫外線吸収剤不使用の日焼け止めにデメリットはある？

日焼け止めを選ぶ際には「紫外線吸収剤が使用されていないものを選ぼう」というのは良く耳にすると思います。
でもそれと同時に以下のような疑問を抱く方もいると思います。

・紫外線吸収剤を使わないことによるデメリットは何かあるの？
・紫外線吸収剤フリーの日焼け止めは良いこと尽くしなの？

そこで、この記事では紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのデメリットなどを中心に解説していきます。

紫外線吸収剤フリー（不使用）の日焼け止めにデメリットはある？

紫外線吸収剤フリー（不使用）の日焼け止めにデメリットはある？

紫外線吸収剤フリー（不使用）の日焼け止めは良いこと尽くしなのかというと、そうゆうわけでもありません。紫外線吸収剤を「使わないことによる」デメリットには以下のようなものがあります。

紫外線吸収剤を使用しないことによって肌への刺激が低減される代わりに上記のようなデメリットが発生するのです。

紫外線防御力の低下

紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めは、一部の紫外線（特にUVA）を十分に防ぐことが難しい場合があります。海水浴や登山など長時間強い日差しに晒される場合は紫外線防御力が足りない場合があります。

紫外線散乱剤に依存しやすい

紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めは、主に物理的な防御（紫外線を反射する紫外線散乱剤）に依存します。これは、紫外線を完全に防ぐことが難しい場合があります。

白浮きしやすい

紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めは、肌に白い膜を作りやすいです。これは見た目に影響を及ぼし、メイクの上から塗ることが難しい場合があります。

ノビが悪く、べたつきやすい

紫外線吸収剤を使用しない日焼け止めは、、塗ったときのなめらかさに欠けることがあります。

価格が高くなりやすい

紫外線急剤を使用せずに高い紫外線防御力を保つには質の高い配合や成分が必要になり、その分価格が高くなりやすいです。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのメリットデメリット

紫外線吸収剤フリーの日焼け止めのメリットデメリットをまとめるとこのようになります。
つまり、紫外線吸収剤を使わないことで「紫外線防御力が少し低下して、価格が高くなるけど、その分お肌には優しくなるよ」っていうことです。

なので、日焼け止めを毎日使う肌への負担を考えると、多少の紫外線防御力低下はあっても、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが人気になっているというわけです。

そもそも普段使いであれば、そこまで高すぎる紫外線防御力は必要ありません。なので、普段使いとして選ぶのであれば少し値段が上がってでも紫外線吸収剤不使用の肌に優しい日焼け止めを選ぶことが望ましいです。

逆に、強い日差しに晒される海水浴や登山、その他レジャーなどのその日限りで使う場合は強い紫外線防御力の日焼け止めを使った方がいいので、紫外線吸収剤が含まれているものを使うことが望ましいです。

このように日焼け止めは2種類を用意しておいて、利用シーンに合わせて選ぶことも効果的です。

おすすめの日焼け止め

エンジェルUVスプレー

SPF35、PA++と高い紫外線保護能力であるにも関わらず、紫外線吸収剤フリーでノンケミカルなので肌にも優しいです。また、スキンケア成分、美容エッセンスも配合されていて乾燥を防ぎ潤いを保ちながら紫外線をカットできます。全てにおいて非常にバランスの良いおすすめできる日焼け止めです。スプレータイプで使いやすいのもグッドです。

プロテクト保湿UV

とにかく高い紫外線カット率と肌への優しさを追求したいメンズにおすすめの日焼け止めです。ノビが良く白浮きもしにくいので男性の方でも使いやすいです。また、ウォーターインオイル処方によって日焼け止めを落とす際にはクレンジング不要で洗顔のみで落とせるのもメンズには嬉しいです。

HAS パーフェクトCC

日焼け止めとしての高い機能はもちろん、これ1本で美容液、メイクアップベース、ナチュラルファンデーションの効果まである多機能な日焼け止めです。ウォータープルーフで汗や皮脂にも強く、汗をかきやすい体育祭でもしっかりと日焼け止めの効果を持続できます。

NULL ウォータープルーフ日焼け止め

SPF50+、PA++++と、とにかく紫外線保護能力が高く、ウォータープルーフで水や汗にも強い日焼け止めです。汗っかきな方や体育祭で水に濡れる可能性がある方などにはおすすめです。

NALCパーフェクトウォータープルーフ

SPF50+、PA++++でとにかく紫外線保護能力が高いです。ジェルタイプで伸ばしやすく白浮きしにくいです。また、無香料なのでにおいも気になりません。化粧下地にも使える万能な日焼け止めです。

Q&A

Q&A

まとめ

日焼け止めは紫外線吸収剤を使わないことによるメリットデメリットも存在するので、それらを考慮して日焼け止めを選ぶようにしましょう。紫外線吸収剤フリー（不使用）の日焼け止めは以下のような人におすすめできます。

1. 敏感肌の人

紫外線吸収剤は肌に刺激を与える可能性があります。そのため、肌が敏感な人、特にアレルギーや皮膚疾患を持つ人にとっては、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは肌への負担を軽減する選択となります。

2. 環境に配慮したい人

紫外線吸収剤は環境に対する影響が指摘されています。特に海洋生態系に対する影響が懸念されており、紫外線吸収剤が海水に溶け出すと、サンゴ礁の白化などの問題を引き起こす可能性があります。そのため、環境に配慮したい人にとって、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは良い選択となります。

3. 子供や赤ちゃんのいる家庭

子供や赤ちゃんの肌は非常に敏感で、紫外線吸収剤による刺激から守る必要があります。そのため、子供や赤ちゃんのいる家庭では、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶことが推奨されます。

以上のように、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、特定のニーズを持つ人々にとって有益な選択となります。しかし、その一方で「白浮きしやすい」「伸びが悪い」などのデメリットも存在します。そのため、自分の肌の状態やライフスタイルに合わせて、最適な日焼け止めを選ぶことが重要です。