wordpressをインストールしたらまずはここで紹介する6つの設定をやっていきましょう。
ここで紹介する設定をやっておけば今後のwordpressの運用をより快適なものにしていくことができます。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”][wc_fa icon=”info-circle” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] おすすめ記事
WordPressブログの詳しい作成方法に関しては以下の記事に全てまとめているので是非ご覧ください。
1.一般設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]の中にある[一般]から一般設定をしていきましょう。

1.サイトのタイトル

まずはサイトのタイトルをここに入力しましょう。
サイトのタイトルは自分のサイトの看板になるものなので、妥協せずに自分が気に入ったタイトルを考えましょう。
ちなみにサイトのタイトルはここでいつでも変更することは可能なのですが、コロコロとサイトタイトルを変えることはSEO的にも読者視点でもあまり好ましいことではありません。
コロコロとサイトタイトルが変わると、読者は混乱してしまいますし覚えてもらえないですよね。
なるべくなら一度つけたサイトタイトルとは一生を共にするくらいの覚悟で決めていきましょう。
サイトタイトルの付け方に関しては『月間100万PV越えの人気ブログから学ぶブログタイトルの付け方』を読んでタイトル決めの参考にしてみてください。
2.キャッチフレーズ

サイトのキャッチフレーズを入力できます。
ここでブログの内容をわかりやすく文字で表現することができます。
ここでのキャッチフレーズはサイトのメタディスクリプションとして扱われます。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”] [wc_fa icon=”check” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]メタディスクリプションとは、サイトの説明文として使われるもの。多くの場合、検索結果のページ概要として表示される。
上の検索結果の例では赤い部分の内容説明がメタディスクリプションとなる。
[/wc_box]基本的にはキャッチフレーズはあったほうが読者にとってはわかりやすくていいのですが、wordpressのテンプレートの種類によってはこのキャッチフレーズが<h2>タグで勝手に囲われてしまうことがあります。
そうなると、キャッチフレーズがメタディスクリプションと<h2>タグで重複し、「過剰な強調」として検索エンジンにみなされてしまうことがあります。
こうなるとSEO上不利な判定を受けてしまうこともあるので、キャッチフレーズが<h2>として扱われてしまう場合は空白にしておいた方が安全です。
自分の使用するテンプレートがどうなのかわかならいという人は、とりあえず空白にしておきましょう。
3.WordPressアドレス、サイトアドレスの設定

WordPressアドレスとは、WordPressファイルが保存してあるアドレスのことで、サイトアドレスはサイトを表示する為のアドレスのことです。
基本的には上記のようにトップドメインに設定をしておきましょう。
レンタルサーバーのWordPress自動インストール機能によってはサイトアドレスがhttp://hiroki-suzuki.com/○○/といったように○○が追加されていることがあるので、サイトアドレスをトップドメインに変更しておきましょう。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”] [wc_fa icon=”warning” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]さくらインターネットのレンタルサーバーを利用してここのアドレスを変更するとバグが発生するようなのでご注意ください。(詳しくはさくらインターネットへお問い合わせください) [/wc_box]ちなみに僕も利用しているエックスサーバーではそういったバグはなく、トップドメイン下にWordPressを自動インストールできるのでお勧めです。
4.メールアドレス設定

ブログにコメントがついたり、リンクがついた際にはこのメールアドレスへ通知がきます。
任意のメールアドレスを設定しておきましょう。
5.メンバーシップの設定

WordPressは複数の人間でサイトを管理することもできます。
そんな中で、この項目にチェックを入れておくと自分以外のサイト管理メンバーが新たなユーザーを自由に追加できるようになります。
そんなにしょっちゅう管理メンバーを追加することがないのであれば、ここはセキュリティ的な観点からチェックを外しておきましょう。
6.新規ユーザーのデフォルト権限グループ設定

ここでは新規でユーザーを追加する際のデフォルトの権限を設定できます。
寄稿者、投稿者、管理者などの中からデフォルトの設定ができます。
ただ、あくまでこれはデフォルト設定なので、実際に追加する際には一軒ずつ自由に変更することができます。
特に頻繁にユーザーを増やす予定がなければ購読者のままでOKです。
7.タイムゾーン設定

タイムゾーンの設定ができます。
この記事を読んで頂いている方は日本で利用していると思いますので、ここは「東京」のままでOKです。
海外向けのサイトの場合はここを変更するといいでしょう。
8.日付のフォーマット設定

日付のフォーマット設定ができます。
好みの表示方法を選択しましょう。
9.時刻のフォーマット設定

時刻のフォーマット設定ができます。
好みの表示方法を選択しましょう。
10.週の始まり設定

週の始まりを設定することができます。
基本は月曜日のままでOKです。
11.サイトの言語の設定

サイトの言語設定ができます。
「日本語以外がいい」っていう人はここから変更できます。
2.投稿設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]から[投稿設定]を選択して投稿設定をしていきましょう。

1.投稿用カテゴリーの設定

ここでは投稿される記事の初期カテゴリーを選択できます。
投稿カテゴリーは一記事一記事投稿するごとに変更が可能なので、基本的にはデフォルトの[未分類]のままで問題ありません。
2.デフォルトの投稿フォーマット

投稿フォーマットを設定することで、画像・動画・音声・引用・リンク等といった異なる種類のコンテンツをそれぞれの記事に適したデザインで掲載することができます。
ただ、普通のサイトでは通常、画像・動画・引用・リンクなどあらゆるコンテンツを使うことが多いと思いますので、ここもデフォルトの[標準]のままでOKです。
3.メールでの投稿

ブログの更新をメールで行いたい場合はここから設定することができます。
ただ、基本的には「どうしても」という場合を除いて、あまりメールでの投稿はおすすめできません。
質の高い記事を投稿する為にはやはり画像を挿入したり、見出しタグを使ったりと、メールではできない細かい投稿テクニックが必要になります。
それに今はスマホからでもWordPressにアクセスすることはでき、記事の下書きも可能なので、わざわざメールで投稿するメリットがあまりありません。
4.更新情報サービス

新しく記事を投稿した際に更新情報を自動的に通知することができます。
そうすることで、更新情報を受け取ったサイトが新着記事として認知してくれるようになります。
これをPING送信と言います。
PING送信を送ると、送った先のサイトからの被リンクがもらえるので若干SEO上有利になります。
自分のサイトの更新情報を通知したいサイトがある場合はここにそのサイトのURLを入力しておきましょう。
3.表示設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]から[表示設定]を選択して表示設定をしていきましょう。

1.フロントページの表示

サイトのフロントページに表示されるコンテンツの設定ができます。
サイトをブログとして活用する場合は基本的には[最新の投稿]にチェックを入れておきましょう。
そうすることでフロントページには最新の投稿が表示されるようになります。
フロントページにそれ以外の固定ページを表示したいという場合は[固定ページ]を選択しましょう。
2.1ページに表示する最大投稿数

ここでは1ページに何記事を表示させるかを選択できます。
たくさん表示させておきたい所ではありますが、たくさん表示させすぎてサイトの表示速度が重くなってしまうこともあります。
基本的には好きに数を変えてしまって問題ありませんが、よくわからないという人はデフォルトの[10件]のままでOKです。
3.RSS/Atomフィードに関する設定

RSS/Atomフィードというのは、ブログの更新情報を通知する機能のことです。
RSSとは、更新情報などの日付やタイトル、その内容の要約などを配信するための技術です。
XML形式で記述されており、専用の「RSSリーダー」を利用する事によって、様々なサイトの更新情報を自動的に取得、閲覧できるようになります。情報を効率的に取得できる為、近年では企業サイトなどにおいても普及し始めております。引用元:RSS配信について
ここでは、このRSS/Atomフィードに関する更新情報の設定をすることができます。
表示する最大の投稿数、各投稿の表示を全文にするか、抜粋にするかを選択できます。
特にこだわりがない場合はデフォルトのままで問題ありません。
4.検索エンジンでの表示

ここではGoogleやYahoo!などといった検索エンジンに対して、自分のサイトをインデックスさせるかどうかの選択ができます。
インデックスというのは簡単に言うと検索エンジンに自分のサイトを認知させるということです。
検索エンジンに自分のサイトがインデックスされることで、検索結果にも表示されるようになるわけです。
基本的にはサイトは誰かに見てもらう為に公開をしていると思うので、ここはチェックを入れなくてOKです。
4.ディスカッション設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]から[ディスカッション]を選択してディスカッション設定をしていきましょう。

1.投稿のデフォルト設定

ここでは投稿に対してのリンクに関する設定ができます。
[この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる]にチェックを入れると、自分のサイトに他のサイトのリンクを貼った際に相手に通知が送られるようになります。 [新しい記事に対し他のブログからの通知を受け付ける]にチェックを入れると、他のWordPressサイトから自分のサイトにリンクが貼られた際に通知がくるようになります。これがいわゆるピンバックとかトラックバックと言われるものです。
トラックバックに関して詳しくは『ブログのトラックバックとは?正しいブログマナーを知ろう!』を参考にしてみて下さい。
[新しい投稿へのコメントを許可する]にチェックを入れれば読者が自由に投稿に対してコメントをすることができるようになります。デフォルトでは全てにチェックが入っていますが、特別な事情がない限り基本的にはチェックは入れたままでいいと思います。
2.他のコメント設定

ここでは投稿に対するコメントの設定ができます。
コメントを投稿できるユーザーに条件をつけたり、コメントの表示順を変えたりすることができます。
ここも基本的にはデフォルトのままでOKです。
3.自分宛のメール通知

投稿にコメントがされたことをメールで通知するかどうかを選択できます。
通知が欲しい人はチェックを入れておきましょう。
4.コメント表示条件

コメントを手動承認を必須にするか、すでに承認されたコメントの投稿者のコメントは許可するかを選択できます。
スパム対策をしたいのであれば[コメントの手動承認を必須にする]にチェックを入れましょう。
反対に常連さんのコメントなどがブログにある場合は[すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認街にする]にチェックするといいと思います。
5.コメントデモレーション

コメントスパムの特徴として、コメントの中にたくさんのリンクを含んでいることがあります。
そういったコメントスパムを防ぐために複数のリンクを含んだコメントは承認待ちにすることができます。
また、下のボックスではコメントのNGワード設定ができます。
ここに含まれる単語がコメントに使われた場合は承認待ちにすることができます。
6.コメントブラックリスト

ここ設定したNGワードがコメントに入っていると、承認待ちではなく即ゴミ箱行きとなります。
7.アバター

コメントにアバターを表示するかどうかを選択できます。
基本的にはアバターがあった方が親近感が沸くので[アバターを表示する]にはチェックを入れておきましょう。
Gravatarを利用しているユーザーは独自のアバターが表示され、アバターごとに評価もされます。
その評価を元にコメントできるユーザーの制限をすることもできます。
特に制限なく誰でもコメントできるようにする為には[G-あらゆる人物に適切]にチェックを入れておきましょう。
また、自分のアバターを持っていないユーザーの場合はどのアバターを表示するのかを選択することもできます。
ここは好きなアバターを選びましょう。
5.メディア設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]から[メディア]を選択してメディア設定をしていきましょう。

1.画像サイズ

記事に画像を挿入する際の画像サイズの選択ができます。
ここで設定しておくと実際に記事に画像を挿入する際にここで設定したサイズが表示されるようになります。
よく使う画像サイズがある場合はここで設定をしておくといいと思います。
ただ、あとから画像ごとにサイズの調整はできるので特によく使う画像サイズがないという人はデフォルトのままで問題ありません。
2.ファイルアップロード

ここにチェックを入れておくと、アップロードした画像ファイルをフォルダで管理することができます。
6.パーマリンク設定をしよう
左にあるメニューバーの[設定]から[パーマリンク設定]を選択してパーマリンク設定をしていきましょう。

パーマリンクとは、ブログの個々の投稿やカテゴリーページなどのURLのことです。
パーマリンクについて詳しく知りたい方は『【超重要】ブログのパーマリンクはしっかり設定しよう!』を参照してみて下さい。
1.共通設定

ここで好みのパーマリンク設定ができます。
日付にしたり、数字ベースにしたりすることができるのですが、ここでは[カスタム構造]を選択しておきましょう。
そうすることで、記事ごとに自分の好きなパーマリンクを設定することができるようになります。
Googleの検索エンジンが推奨しているパーマリンクは以下の通りです。
- 極力シンプルでわかりやすく
- IDや記号ではなく意味のある単語を使用するように
ということで、なるべくシンプルで、投稿の内容がある程度わかるような単語をパーマリンクに設定していきましょう。
2.オプション

ここではパーマリンクにカテゴリー名を含ませたり、タグを含ませたりする設定ができます。
例えばカテゴリーベースに「topics」を使うと、パーマリンクはhttp://hiroki-suzuki.com/topics/○○/となります。
ただ、パーマリンクにカテゴリーを含ませてしまうと後からカテゴリーを変更することが非常に手間になってしまいます。
ブログを長く続けていくとカテゴリーを変えるということは結構あるので、そんな時の為にここは空白のままにしておきましょう。
パーマリンクにカテゴリーが含まれていなければ、柔軟にカテゴリーの変更はできます。
コメントを残す