やる価値あり?Pinterestのアカウントを作ってみた感想

アメリカでの利用者数がジワジワと増えている新しいソーシャルメディアのPinterest(ピンタレスト)。

果たして日本では流行るんでしょうか?

ちなみにアメリカでは5,000万人近くのユーザーがピンタレストを利用しているそうです。

米Pinterestの2015年における米国の月間利用者数は、前年から11.4%増え、4710万人に達する見通し。

eMarketerによると、昨年は米国SNS利用者の24.4%、米国インターネット利用者の16.7%が、1カ月に一度以上Pinterestを利用した。これが2015年はそれぞれ26.1%、18.1%になると同社は見ている。また2019年には米国月間利用者数は5930万人となり、同国のSNS利用者に占める比率はほぼ30%に達すると予測している。

引用元:ITpro

まだまだfacebookやtwitterなどには及びませんが、徐々に注目を集め始めているようです。

そこで、早速Pinterestのアカウントを実際に作って使ってみたのでその率直な感想をお伝えしたいと思います。

Pinterest(ピンタレスト)って何ができるの?

ピンタレストは簡単に説明すると、WEB上の写真をメモのように保存ができ、かつその自分が保存した写真をSNSのようにネット上でシェアできるものです。

例えば、WEB上で「行ってみたい場所」の画像を見つけたら、それを忘れないようにボードと言われる自分のアカウントページに保存していくことができます。「行きたい場所」というボードを作成し、その中に自分が行きたい場所の画像をどんどん保存していくことで、メモ代わりにもなります。

ピンを押して保存

そうするとこんな感じで自分のボードに行ってみたい場所がどんどんピンされていきます。

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WEB上で見つけたあらゆる画像をメモしていくことで、いざ旅行に行きたい時に「この中から選ぶ」なんていうこともできそうです。同じように「お気に入りのファッション」とか「気になる話題」とかもボードを作成していけば作ることができます。なので、インスタグラムとはまた少し違った使い方になりそうです。

そして、それらの誰かが作ったボードをフォローできてしまうのがピンタレストの特徴です。

例えば今僕が作った「行きたい場所」というボードを誰かがフォローすると、僕がここに画像を追加するとその人にも通知されるようになるのです。

また、ボードごとのフォローだけでなく、その人自身をフォローすることも可能です。より詳しくは公式サイトにて確認してみてください。

ユーザーの属性は女性が約8割

まだまだ日本のユーザーはアメリカに比較すると少なく、かつユーザーの8割が女性であることから、コンテンツも女性向きなものが多いです。

インタレストのアカウントを取得して任意で好きなカテゴリーを選ぶと自動でタイムラインに自分にあったコンテンツを表示してくれるのですが、実際に僕のタイムラインはこんな感じでした。

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ほとんどが女性向けコンテンツです。あと、ほとんど英語でした。

まぁこの辺りは今後自分がフォローするユーザーを調整していけば改善はできると思います。

マジでか?日本トップユーザーのフォロワー数は300万人越え

このピンタレストですが、日本国内におけるトップユーザーをざっと調べてみたところ、1位は300万人もフォロワーがいました。(怪しい・・・)

更にトップ10はフォロワーが100万人は越えているようです。しかもトップユーザー達は有名人でもなんでもない一般人のようです。

twitterの孫正義さんのフォロワーでも約250万人ですから、これが本当のフォロワー数なら数字だけで言えば孫さん以上の影響力を持つことになりますね。

一般人で、かつ全然更新していないのに100万人以上のフォロワーがいたりする人もいて、まぁそういったユーザーは恐らくほとんどが水増しされた偽フォロワーでしょう。笑

また、もうひとつフォロワー数が爆発的に増えた要因は、恐らくこちらが主な要因だと思いますが、新規でアカウントを作ると自動的に70人くらいフォローしてしまう仕様になっているので、その自動フォローの対象になったことで一気にフォロワー数が伸びたことも考えられます。

その証拠に多くのトップユーザーは以下のグラフのようにフォロワー数が徐々に減っていっています。

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これは最初にアカウント登録と同時に自動的にフォローされたものの、後からフォロー解除されたことでこのような推移になっているものと考えられます。この仕様は上手く使えば上手く使えそうですが、自動的にフォローされる対象になる為にはそれなりの更新頻度やアクティブな活動が必要になりそうです。

ちなみにそのピンタレストのフォロワーランキングはPinterest Rankingから見ることができます。

マーケティング上、やる価値はあるか?

個人でメモ代わりに楽しむのであればとても面白いと思います。

ではマーケティングツールとして使う価値はあるのかを考えていきたいと思います。

僕個人としては、「自動フォローシステム」は結構美味しいシステムだと感じています。なので、いかに自動フォローの対象になるかがポイントになり、自動フォローの対象になれればやる価値ありだと思います。

そして自動フォローは「新規のアカウントが作成された際にしか」発動しません。つまり、ユーザーが増える前にアカウントを作っておくことが必要になります。

まだ日本でそれほど流行ってはいない今のうちからある程度アカウントをアクティブにしておくことで、これからアカウントを作るユーザーに自動的にフォローしてもらえる可能性があります。自動フォローの対象になれば、一気に数万フォロワーの獲得も夢ではありません。

まとめ・・・と、ひとつ気になること

と、このピンタレストですが、とても気になることがあるのですが、ピンタレストのほとんどのユーザーが他人の写真やコンテンツをバンバン自分のコンテンツみたいに活用しているのですが、それって良いのでしょうかね?

ピンタレストのシステム上「WEB上の画像を自分のボードに保存するもの」なので、ユーザーの使い方は間違っていないのかな~とは思いますが、著作権とかそっち系は大丈夫なんでしょうかね?

どうなんだろう・・・

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