ラピスセミコンダクタ株式会社がこれまた革新的で面白いものを開発しました。
それが「折り鶴をドローンのように飛ばす」というものです。
ちなみに、この折り鶴型飛行隊「ORIZURU」はCEATEC JAPAN 2015においてテクノロジ・イノベーション部門準グランプリを獲得しています。
折り鶴が空を飛ぶ?
折り鶴が空を飛ぶ様子は以下から見ることができます。
飛んでいる姿も面白いです。
[youtube id=”oyanK-7p_XI” align=”center” mode=”normal” maxwidth=”640″]どうやって飛んでるの?
この折り鶴はどのようにして飛ぶことができているのでしょうか。
折り鶴型飛行体「ORIZURU」には、ロームグループのラピスセミコンダクタが開発した超軽量省エネマイコンボードLazurite Flyが搭載されています。
無線通信IC、センサ、モータードライバをSDカードサイズに凝縮し、日本古来より親しみのある折り鶴に搭載することで、ラジコン制御可能なわずか31グラムの折り鶴飛行体を実現しました。
引用元:ラピスセミコンダクタ株式会社
要するに、ものすごく小さくて軽い無線通信IC、センサ、モータードライバを折り鶴に搭載しているということですね。
いや~すごい技術です。
折り鶴型飛行体「ORIZURU」開発における背景
[youtube id=”2B46RSbwe7Q” align=”center” mode=”normal” maxwidth=”640″]動画の中で「飛行機の形なら飛んで当たり前だが、折り鶴の形を飛ばそうとするのは難しい」とおっしゃっていますが、確かにそうですよね。
折り鶴の形って意外と羽が小さくて実際にはまず飛ばなそうな形です。
それを飛ばしてしまうんですから凄いですよね。
ちなみにこの「ORIZURU」は米国メディアパネル・イノベーションアワードにおいてElectronic Components分野の部門賞も受賞しています。
「Origami-style drone」として、海外でも高い評価を得ているみたいですね。
まとめ
折り鶴を飛ばそうという発想がまず素晴らしいですよね。
そして実際に飛ばしてしまう技術に脱帽です。
こういった技術にインスパイアされてどんどん新しいテクノロジーが開発されるといいですね。
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