先日LINEを使っているとふとトークルームにカギマークがついているに気がつきました。

LINEのトークルームについたカギマーク
何だろうこれ?と思ったら、どうやらこれは「Letter Sealing(レターシーリング)」という暗号化技術でトークが保護されていることを表しているようです。
Letter Sealing(レターシーリング)とは
「Letter Sealing」とは、発信者の端末からLINEのサーバーを経由した受信者の端末まで、ユーザー間の通信内容を暗号化し、送信者と受信者以外にはメッセージ内容を解読できないように設計された暗号化通信方式(End-to-end encryption, E2EE)です。
引用元:LINE公式ブログ
要するにメッセージを暗号化して、送信者と受信者しかみれないようにする技術みたいですね。これはいい機能ではないでしょうか。
ちなみにこのカギマークが表示され始めたのは2016年8月31日からのようですが、2015年11月8日から既に1対1のトークを対象にしてLetter Sealingは導入されていたようです。保護されていることがより分かりやすくする為に今回からカギマークを表示させるようにしたみたいですね。
Letter Sealingを設定する方法
初期設定では全ユーザーがLetter Sealingがオンになっていて、LINE側もこの機能はオンにしておくことを推奨していますが、一応Letter Sealingのオンオフは自分で選べるようです。
Letter Sealingのオンオフ切り替えは[設定]から[トーク・通話]をタップします。

[設定]から[トーク・通話]をタップ
トーク・通話内にある[Letter Sealing]の項目からオンオフに切り替えることができます。

[Letter Sealing]からオンオフの切り替えができる
注意事項
注意すべき点は送信者と受信者のみでメッセージを暗号化されている為、メッセージを未読状態のままスマホの機種変更をしてしまうと新しい端末から以前のメッセージが見れなくなる場合があるとのことです。
なので、機種変更の予定がある人は事前にメッセージを既読にしておいた方がいいようです。
また、Letter Sealingがオンになっていると機種変更をしている最中に新しい端末側でLINEのメッセージが見れなくなるようなので、機種変更をする時のみ一時的にLetter Sealing機能をオフにすることで、機種変更後の端末でもスムーズにメッセージが受信できるようです。
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