リオオリンピックサッカー日本代表の初戦は大量5失点でナイジェリアに敗戦

リオデジャネイロ五輪日本代表は日本時間の8月5日に、グループリーグ第1節で五輪ナイジェリア代表と対戦しました。

ナイジェリア代表はまさかの「当日現地入り」

ナイジェリアは直前合宿を行っていたアメリカのアトランタからチャーター機で現地入りする予定でしたが、なんと「代金の未払い」のため航空会社に出発を拒否されるというアクシデントがありました。

これにより、一時日本が不戦勝になってしまう可能性まで浮上しますが、結果的にはキックオフの7時間前には現地に到着したそうです。

7時間前に到着してすぐ試合って……選手達のコンディションは決して良くはないでしょうね。

試合は序盤から大荒れの展開

試合は序盤から大荒れの展開となります。前半6分にいきなり日本が失点してしまいます。

しかしその3分後の前半9分に日本がすぐさま興梠のPKによって同点に追いつきます。

で、同点に追いついたと思ったらその1分後にナイジェリアに勝ち越しを許します。

「あーなんだよー」と思っていたら、更にその1分後、今度は日本の南野が裏に抜けだし同点ゴールを奪います。

いきなり凄い展開です。いや、点が入るのは見ていて楽しいのですが、ここまで大荒れの展開になるとは……

2点をすぐに返せたのは良かったのですが、日本のディフェンス陣は固さが目立ち、イージーなミスが多く見られました。この辺りは初戦ということでややバタついてしまった感があったように感じます。

これに関して手倉森監督は試合後のインタビューで「開幕戦ならではの慌て方が出た。そこで仕留めるクオリティがナイジェリアにはあった」と話しています。バタバタしているところをしっかり仕留めてくるあたりはさすがナイジェリアといったところでしょうか。

にしても、やはりちょっとイージーなミスが目立つ日本代表。前半の42分にはDF植田のヘディングが相手にわたってしまい、そのまま押し込まれ再度勝ち越しを許します。

さすがに前半で3失点は……なんとか後半戦は立て直してほしいところです。

しかし後半もメンバー交代はなく、前半とほとんど同じような流れで試合が進みます。

日本は固さがまだまだ目立ち、修正しきれていない印象です。

そんな中、51分にDF塩谷とDF室谷の2人がやや連携不足なところを相手につかれ、PKを与えてしまいます。これでナイジェリアが4-2と2点を勝ち越します。

更に66分、日本のパスミスから追加点を奪われなんと5失点をしてしまいます。

う~ん…
さすがに5失点はきついですね。

それもほとんどが自分たちのミスからの失点なので、余計に悔しいですね。

このままでは終われない日本代表。70分に途中出場のFW浅野がなんとか1点を返します。

この辺りからナイジェリアの選手はほとんど足が止まってきました。流れは完全に日本にきていたので、すぐにもう1点を取ればまだわからない状況。惜しいシーンが続きますが、なかなかその1点が取れません。

そのまま試合終了かと思われましたが、ロスタイムに途中出場のFW鈴木が意地の1点を決めます。が、直後に試合終了。

結果的には5-4で日本は敗戦しました。やはり5失点は厳しいですね。

ただ、ポジティブに捉えるとすればこれだけ失点しておきながらなんとか1点差で済んだとも捉えられます。まずは4チームによるリーグ戦なので、得失点差なども影響してきますし、最低限の傷で済んだと思ってなんとか切り替えて欲しい所です。

頑張れ日本!

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