iOS9から新たに「低電力モード」というものが実装されました。
低電力モードにすることで、iPhoneのバッテリーの消費を遅らせることができるので、バッテリーが残り少ない時や長時間外出する際などには便利な機能です。
覚えておいて損はない機能のひとつなので、是非使い方について知っておきましょう。
それでは早速、省電力モードの機能や設定方法について解説していきます。
低電力モードとは
低電力モードとはあらゆる機能を制限させて、電力の消費を抑える機能のことです。
この機能をオンにすると、なんとバッテリーの使用料が普通に使うよりも約44%削減できるというデータもあります。
上記の実験データによると、朝7時からiPhoneを使用し続けて通常モードだと夕方の17時にバッテリーが無くなる所を、低電力モードで使用すれば21時まで持たせることができたとも書いてあります。
これはとても大きな違いですね。
個人的には外出時は常にオンにしておきたいくらいの気分です。
気になる機能制限の内容
で、この低電力モードにするとどのような機能制限がされるのかというと・・・
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CPUの速度が約40%低下する
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メールアプリのダウンロードが停止する(メールの取得が手動のみになる)
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声でのSiriが起動しなくなる
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アプリのバックグラウンド更新が停止される
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アプリの自動ダウンロードが停止される
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一部のビジュアルエフェクトが制限される
- 画面の明るさが抑えられる
といった機能制限がかかります。
メールを頻繁に使う人などにはあまりお勧めできないかもしれません。
ただ、あまりメールを使わない人、外出先でアプリのダウンロードをする予定の無い人であればそれほど影響は多くないとも言えます。
iOS9における低電力モードの設定方法
基本的には残りのバッテリーが20%を下回ると自動的に低電力モードにするかどうかの選択画面が表示されます。
もちろん、ここの選択画面で設定をするのもOKです。
ですが「もっと早く省電力モードにしたい」とか「今日は1日充電できなそうだからあらかじめ低電力モードにしておきたい」という時の為に自分で省電力モードに切り替える方法も知っておきましょう。
設定方法はとても簡単です。
1.「設定」から「バッテリー」を選択

まずは設定から「バッテリー」を選択します。
2.低電力モードをオンにする

そして低電力モードをオンにすれば設定完了です。
低電力モード中はバッテリーの色が「黄色」になります。

また、充電をしてバッテリーが80%を超えると自動的に低電力モードが解除され、通常モードに切り替わります。
まとめ
設定自体はとても簡単なので、機能の一つとして覚えておくと外出時などにはかなり使える機能です。
どんな機能が制限されるのかをしっかり把握しておけばいいので、外出先で少しバッテリーを長持ちさせたいと思った時には早めに低電力モードにしてしまうといいと思います。
メールも手動なら受信できるので、上手く使えばiPhoneがかなり長持ちしそうです。
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