さて、いきなりですが「情報販売ビジネス」と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
この質問をすると多くの人は「胡散臭い」とか「詐欺っぽい」なんていうイメージが頭に浮かぶのではないでしょうか?
というのも、近年胡散臭い情報商材ビジネスがインターネット上では溢れかえっているからです。
- 片手間で月100万円を稼ぐ方法
- わずか3クリックであなたの口座に10万円が振り込まれる方法
- 初心者でもできる、コピペで稼ぐ方法
みたいな・・・笑
「情報販売ビジネス」っていうと上記みたいなものが真っ先に頭によぎるので、多くの人は「胡散臭い」「詐欺っぽい」って思ってしまうんですね。
まぁこれはそれだけ多くこういった胡散臭い情報がネット上に蔓延してきているので致し方ない部分もありますが、実は情報販売ビジネスっていうのはごく自然な真っ当なビジネスであるっていうことを認識しなければいけません。
「情報販売ビジネス」に対して変なマインドブロックがあると、ネットの中では稼げるものも稼げなくなってしまいます。
特にブログでビジネスをしたいとか、ネットのメディアを使ってビジネスをしたいと考えている人がこのマインドブロックを持っていると、今後稼いでいくのは難しくなります。
なので、今回は「情報を販売する」っていうことに対する世間一般の人達が持ちやすいマインドブロックについてお話していきます。
情報販売ビジネスに対するマインドブロック

「情報販売」なんて聞くと、「胡散臭い」「詐欺だ」などとすぐに拒絶反応を起こしてしまうような人は、情報販売ビジネスに対する強烈なマインドブロックを抱えていると言えます。
情報販売っていうのはっていうのはその言葉の通り「情報を販売するビジネス」です。
なので、実は新聞、雑誌、書籍、音楽など、世の中の多くは情報を販売するビジネスであることを認識しなければいけません。
「新聞紙」を買っているわけではなくて、新聞に書かれている「情報」を買ってるわけです。
他にも、学習塾、英会話スクール、料理教室などもノウハウという情報を販売するビジネスです。
このような自分のスキルを上げる為のノウハウも、とても価値の高い情報となりビジネスとなります。
インターネットの世界だけでなくても、ふと周りを見渡してみればあらゆるものが情報を販売するビジネスモデルであることに気がつくはずです。
これら全てが情報を販売するビジネスモデルであることをまずは理解しましょう。
情報販売ビジネスっていうのはインターネットが普及する前から既に当たり前のように行われていたビジネスモデルの一つなんです。
「情報を販売する」っていうのは言わば当たり前のことなんですね。
だからこそ「情報を販売する」という言葉を聞いて「胡散臭い」「詐欺だ」などとすぐに思ってしまうのは大きなマインドブロックの一つなんです。
情報に対する間違った認識

また、このようなマインドブロックを抱えている人の多くに「情報に対する間違った認識」があります。
それは「情報は全て無料だと思っている」ということです。
だからこそ情報に対してお金を払うということが信じられないのです。
情報は形のあるものではありません。
このような実態のないものは全て無料だと勘違いしてしまうのです。
こういった間違った認識のままいると、友人のコンサルタントに対して「無料で教えて」とお願いしてしまったりするのです。
コンサルタントにとって情報やノウハウは「商品」です。
言うなれば、友人が経営するレストランで「無料で食べさせて」とお願いしているのと同じです。
これはなかなかずうずうしいですよね。
情報というのは時にとても大きな価値になります。
その情報を知っているのか知らないのかで人生が180度変わることもあります。
収入が何倍にもなることもあります。
人脈ができて人生が更に豊かになることもあります。
たくさんのチャンスを掴むこともできます。
人生を生き抜く上で情報はとても価値のあるものであるという認識を持つ必要があります。
なので、積極的にお金を払って有益な情報を集めることは大切なことです。
本をたくさん買って読むこともそうですし、セミナーや勉強会に行くこともそうですし、先生に教えてもらうこともそうです。
確かに無料でもある程度の情報は得られるので、情報に対しての価値を高く感じられない人も多いかもしれません。
しかし「情報は無料だ」と思いながら情報に対して受け身でいると、あっという間に年月が過ぎていってしまいます。
少しでも早く人生をより豊かなものにする為には、有益な情報を「自分から積極的に集める」という姿勢が大切になるのです。
そう考えると、情報を販売するというビジネスモデルはあって当然
有益な情報をお金を払ってでも早くたくさん知ることができれば、どんどん人生を豊かにすることができます。
そうなると、その情報を有料で販売するというビジネスモデルはあって当然であるっていうことがわかりますよね。
情報に対するニーズっていうのは世の中にはたくさんあるんです。
- 投資やビジネスを有利にしていく為に最新の経済状況が知りたい
- 気分を高める為に音楽を聞きたい
- 受験で受かる確率を上げる為に勉強のノウハウを教えてもらいたい
- 出世を早める為の仕事術を知りたい
- 成功している経営者の考えが知りたい
単純な知的好奇心を満たしたいっていうニーズから、何かを有利に進めたいというニーズ、単純に情報を楽しみたいというニーズなど、情報に対するニーズは実に多様です。
人間というのは元々知らないことを知りたいという「認知欲求」というものがあり、情報に対してのニーズは生まれ持ったものなのです。
ニーズがあればビジネスが生まれるのは当然の流れです。
情報を有料で販売するということは悪ではない

情報を有料で販売することを後ろめたく感じる人はどこかで「情報を有料で販売することは悪いこと」のように思ってしまっているんです。
そんなことはありません。
思いだして下さい、新聞も雑誌も本もCDも映画も学習塾も全部有料ですよね。
情報を有料で販売するビジネスモデルはごく普通であり「当たり前」であることをしっかり認知しましょう。
仮にこれが「悪いこと」であれば新聞社も出版社も全部が悪になってしまいますよね。
それらは決して悪い事なんかではなく、むしろ「たくさんの人達が求めるもの」なんです。
世の中の人達が求めるものを提供するのはビジネスの本質であり、それは悪いことどころか、むしろ多くの人を満足させることができる価値のあることです。
多くの人があらゆる情報を求めているからこそ、「有益な情報を有料で販売する」ということに対して、変なマインドブロックを持ったまま拒絶をしてしまうのは賢い選択とは言えません。
もしあなたがブログなどで情報発信をする側の人間であればなおさらです。
情報の価値をしっかりと理解している人達は個人ブロガーを含めどんどん情報を有料で販売しています。
書籍化したり、Noteで有料販売したり、有料サロンにしたり、情報商材化したり、有料のセミナーや勉強会を開いたり、「情報を有料で販売する」っていうことを上手くマネタイズしています。
情報を有料で販売するということに対するマインドブロックを外すことは、特にネットでビジネスをやっていきたい人にとってはとても大切なことです。
「情報を販売すること」と「詐欺商材を販売すること」は全く違う話
これまでお話したように「情報を販売する」というのはいたって普通というか真っ当なビジネスであることは理解して頂けたと思います。
ただし、だからといって冒頭で例に出したような、
- 片手間で月100万円を稼ぐ方法
- わずか3クリックであなたの口座に10万円が振り込まれる方法
- 初心者でもできる、コピペで稼ぐ方法
みたいな中身の無い胡散臭い情報を販売することを肯定しているわけではありません。
中身のない薄っぺらい情報を高額で販売するような詐欺行為と、有益な情報を販売するという真っ当なビジネスは全くの別問題です。
これは情報を販売するというビジネスモデルが問題なのではなく、販売者の倫理観や道徳心の問題と言えます。
情報というのはその性質上どうしても内容を担保することが難しく、「やろうと思えば」いくらでも詐欺ができてしまうのも特徴の一つと言えます。
だからこそ再現性の無いような薄っぺらいノウハウが高額で販売されたりしてしまうのです。
もちろんこれは販売する人が一番悪いのですが、同時に買う側がしっかりと情報に対するリテラシーを高めて見極める力も必要になります。
情報という商品は簡単に詐欺をすることもできてしまうことを頭に入れて、また、そういった行為を行う人が一定数いることを認識して情報というものと向き合っていく必要があります。
「情報を販売するのが悪」なのではなく、「情報の性質を利用して詐欺をする人間が悪」なのです。
ここを勘違いしないようにして、情報を販売するということに対するマインドブロックを無くしていきましょう。
コメントを残す