ブログ運営者やインターネットでビジネスをしている人達を常に悩ます問題が「集客」です。
ブログのアクセス数やメルマガ会員数がなかなか増えなかったり、たくさん集客しようとして広告費がかさんでしまったりしていませんか?
そんな問題を解決する上でとても重要となるのが今回お話させて頂く「インバウンドマーケティング」というものです。
特にブログ運営者は絶対に知っておくべき内容なので是非参考にしてみてください。
インバウンドマーケティングとは?
従来のアウトバウンドマーケティングは積極的に広告を打ったりしてなるべく多くの人に情報をリーチさせ、商品を販売するようなマーケティング手法であるのに対し、インバウンドマーケティングとは検索エンジンやSNSなどから「ユーザーからコンテンツを見つけてもらう」マーケティング手法のことです。
顧客にはすでに何かしらのニーズがあり、その情報を知りたいと思っているところに、顧客が知りたかった情報を提供することで高い反応率を得ることが可能となるのです。

例えば検索エンジンで「ブログ 作り方」などと検索する人は恐らく自分でブログを作ってみたいと考えている人です。このようなニーズがすでにあるユーザーが「自分のニーズを満たしてくれるブログ」にたどり着いた場合、高い確率で記事を読んでもらえますし、そこで紹介している他のサービスにに対しても興味を持ってくれるのです。
対してインターネット広告でブログの作り方を説明した記事を紹介しても、興味のない人にまでその広告は表示されることになり、多くの人達は広告をクリックすらしません。これでは費用ばかりがかさんでしまい、投資対効果が低くなってしまうのです。
インバウンドマーケティングとは上質なコンテンツをあらかじめ用意し、そこで「顧客を待ち受ける」マーケティング手法と言えます。
インバウンドマーケティングが有効になった背景
顧客を待ち受けるマーケティング手法では一見すると「なかなか顧客は来てくれないのではないか?」といった心配をされる人も多いと思います。しかし、近年インターネット利用ユーザーのリテラシーが高まったことで、ユーザーが自ら気になることを検索をしたり、facebookやtwitterなどから自ら情報を探しにいくようになりました。このようなユーザーの行動変化こそがインバウンドマーケティングが有効になってきている背景にはあります。
ユーザーが求めているニーズに応えるようなコンテンツを用意することで、今の時代は「いいね」や「シェア」などがされる時代となり、そうすることで被リンクも自然と増えていき検索エンジンでも上位表示され、どんどんアクセスが集まるようになるのです。
ユーザーを満足させることを第一優先で考えていくことが、結果的に多くのアクセスを生み出すのです。
つまり、以下の二つがインバウンドマーケティングを有効にしている要因となります。
①自分から検索エンジンを利用して調べるユーザーの増加
自分で検索して調べるということは今や当たり前になってきています。これがユーザーの行動変化としてはとても大きなものです。
「ダイエット ブログ」「ブログ 作り方」など、自分が気になったことを自発的に調べて解決しようとするユーザーが増えているので、そこに対してクオリティの高いダイエットブログを用意しておく、ブログの作り方を詳細に解説してあげるといったコンテンツを用意しておくことで、そのユーザーはそのサイトのファンになってくれる確率が大幅に上昇します。
②SNS利用者の増加
facebookやtwitterなどのSNSの利用者が増えたことによって、ユーザーが気に入ったこと、面白いとおもったことはどんどんシェアをされるようになりました。これによりバイラルが起きやすくなり、良いコンテンツはひとりでにアクセスを集めることができるようになったのです。
SNSの普及によって「良いコンテンツを提供する」という部分がより一層重要になってきているのが今の時代です。
従来のアウトバウンドマーケティングの問題点
ユーザーのインターネットリテラシーが高まることで、例えば「ダイレクトメールには不要な情報がたくさんある」という認識や、「これは広告だから見ないようにしよう」といった認識をするユーザーが増え、それらの反応率は年々下がっているのです。
では、最近のユーザーたちはどのような行動をするようになったのかと言うと、「自分で検索して調べる」「自分が気になったことだけ見る」といった行動へと変化してきているのです。
「ダイレクトメールが来たからとりあえず見る」という思考から「不要な情報は見ない」「気になったものだけ見る」という思考へとシフトしているのです。事実、約半数のダイレクトメールは開封すらされていないというデータもあります。
このようにユーザーのインターネットリテラシーが高まってきた時、従来のアウトバウンドマーケティングではいくつか問題点が浮上してきます。
①広告に対する免疫がつき反応率が下がっている

邪魔な広告が表示されるようなサイトにリピーターとして何度も訪れるというユーザーはほとんどいません。ユーザーは広告が見たいわけではなく、本来はコンテンツが見たいのです。
せっかく広告費をかけてたくさんのユーザーを自分のサイトに誘導しても、邪魔な広告ばかりを表示させているようなサイトもまだまだたくさん存在します。そういったサイトにはなかなかファンができないので、常に新規のユーザーを誘導し続けなくてはならず、莫大な広告費がかかってしまうのです。
インターネットリテラシーが高いユーザーは広告に対する免疫があるので、たくさん広告費をかけて広告を表示させるだけでは高い反応率は得られなくなっているのです。このようなやり方は多くの場合で投資対効率が圧倒的に低くなってしまうのが現状です。
②ダイレクトメールの反応率が下がっている
今やダイレクトメールを使ったマーケティングは主流になっていて、毎日多くのメールがあなたのメールボックスにも届いていると思います。そうなると、当然開封すらしないメールも大量にでてくるので、ただ広告費をかけて大量のメール会員リストを獲得しても半数近くはメールの開封すらされないといった状態になってしまうのです。
「ただただメール会員リストを獲得すればいい」という時代から「会員になってもらい、かつメールを開封してもらう必要がある」というフェーズへ移行しているのです。
つまり、アウトバウンドマーケティング自体の反応率が低くなってきているということ
広告に対する免疫ができたり、ダイレクトメールに対する免疫ができてきたことで、顧客のそれらに対する反応率が下がってきています。
つまり、そこに広告費をただただかけ続けて顧客を集め続けていては投資対効果がどんどん悪くなってしまうのです。
売込みばかりの広告は顧客に邪魔な存在として認識されてしまうのです。
インバウンドマーケティングを成功させる為に重要なこと
インバウンドマーケティングを成功させる為に最も重要となることは「ユーザーを満足させる質の高いコンテンツを提供すること」です。
質の高いコンテンツを提供できなければそもそもこのインバウンドマーケティングという手法は成り立ちません。
コンテンツの質が高く、ユーザーがそのブログのファンになってくれれば、自然とブログのリピーターにもなってくれ、メルマガ会員にもなってくれ、メールの開封もしてくれますし、関連するサービスにも興味を持ってくれます。
コンテンツとは?
ブログやサイト上でコンテンツと言うと以下のようなものがあります。
- ブログ記事
- 動画
- 音声
- Ebook
では、質の高いコンテンツとは一体どういったことなのか?
以下にまとめました。
1.ユーザーのニーズを満たす
ユーザーが知りたいことが知れるようなコンテンツを提供できることが「質の高いコンテンツ」となります。
「ブログ 作り方」と検索したユーザーに対して詳細に作り方を説明することができれば、ユーザーのニーズは満たされ満足をしてもらえます。
ユーザーのニーズを満たすにはまずはユーザーのニーズを知ることから始めましょう。
2.見やすい、読みやすい
最低限見やすいブログにしたり、誰が見ても読みやすいようにしましょう。
見出しを入れたり、絵や写真を使ったりして少しでも見やすくしていきましょう。
3.表示が速い
ブログを表示するのに時間がかかったりするようではそれだけでユーザーは不満を感じてしまうので、最低限ストレスのないくらいの表示速度になるようにしておきましょう。
4.あらゆるデバイスに対応している
PCだけでなくスマホやタブレットからもしっかりと見やすいコンテンツを提供しましょう。モバイル対応は今の時代は必須の項目です。
まとめ
インバウンドマーケティングを成功させることができれば、安定したアクセスを得ることができ、かつ自社のサービスの売り上げもあげることができます。
また、質の高いコンテンツを作り続けると、それが資産となり1年後も2年後もその記事がアクセスを集め続けてくれる可能性もあるので、記事が無駄になることはありません。
資産が積み重なると言う意味では、日々日記をブログに書いていくよりもはるかに合理的ですし、マーケティング的にも優れているので是非実践して言って頂ければと思います。
少しでもお役に立てましたら「いいね」や「シェア」をして頂けると幸いです。
[…] ブログ運営者が絶対に知っておくべきインバウンドマーケティングブログ運営者やインターネットでビジネスをしている人達を常に悩ます問題が「集客」です。ブログのアクセス数やメルマガ会員数がなかなか増えなかったり、たくさん集客しようとして広告費がかさんでしまったりしていませんか?そんな問題…hiroki-suzuki.com(内部) […]