「ブログの記事アイデアが思い浮かばない」
「新しいビジネスアイデアが思い浮かばない」
「問題解決の為の斬新なアイデアが思い浮かばない」
あらゆるシーンにおいて「何か良いアイデアないかな~」なんて考えてしまうことは多々あります。
そんな時にどうすればアイデアが沸きでるようになるのでしょうか?
実はアイデアというものはある2つの要素を満たした時に非常に高い確率で浮かび上がってきます。
今回は新しいアイデアが沸きでる為に必要な2つの要素を紹介致します。
新しいアイデアが生み出される背景

新しいアイデアが生み出される背景には、大なり小なり「ゲシュタルト」というものが存在します。
ここで言うゲシュタルトとは「過去に培ってきたたくさんの知識や情報がふとした時に一つに統合されること」を指します。
これはどういった事かというと、例えば「世の中には情報がたくさんある」「情報を知りたいという人はたくさんいる」「インターネットという便利なものがある」「パソコンがそれぞれの家庭にも普及している」といった情報は一見すると全てバラバラの情報です。
これらのバラバラの情報を抽象度を上げて一つに統合すると、そこに整合性を見つけ出すことができ、ゲシュタルトが起きます。
そして、これらのバラバラの情報が統合されてできたのがGoogleやYahooなどといった「検索エンジン」です。
検索エンジンは今では当たり前のように使われていますが、もちろん元々検索エンジンというものが存在したわけではなく、一番最初は誰かのアイデアによって生み出されたものです。
そのアイデアが今ではこれほど大きな会社にまでなるほど重要な新しい発想になったのです。
このように新しいアイデアをが生み出される背景には「今までのバラバラの情報が抽象度が上がって統合された瞬間」に起こることを認識しておきましょう。
新しいアイデアを生み出すために必要な2つの要素

ということで、新しいアイデアを生み出す為には「バラバラの情報を抽象度を上げて統合する」ということを意図的に行っていけばいいということになります。
つまり新しいアイデアを生み出す為に必要なものは以下の2つということになります。
1.大量の情報
まずアイデアが沸きでるようになる為に必要な要素の一つ目は「大量の情報」です。
バラバラの情報が統合された時に新しいアイデアが浮かびあがるのですから、そもそも「バラバラの情報」がたくさんなければ統合のしようがありません。
10しか情報量がない人と、100情報量がある人であれば当然後者の方が情報の整合性を見つけ出すことができる可能性は高まります。
つまり、単純にたくさんの情報を持っている人の方が新しいアイデアは生み出しやすいということになるのです。
言ってしまえば当たり前のことですよね。
例えばパソコンについての知識がまったく無い人がいくらパソコンに関係する新しいアイデアを振り絞っても、たいしたアイデアはでてこないですよね。
パソコンついてたくさん勉強してたくさんの情報量を元々持っている人が、ふとした拍子にゲシュタルトが起きると、パソコンに関係する革新的な新しいアイデアが生み出されたりするのです。
つまり、新しいアイデアを生み出す為にはそもそも情報のインプット量をどんどん増やすという作業がとても大切になるのです。
たくさん本を読んだり、新聞をみたり、勉強会に参加したり、あらゆる場面で情報をインプットし続けることが大切です。
どんなジャンルでもいいので勉強になりそうなことはどんどんインプットしていくことで、いつでもアイデアを生み出せる脳を作っておきましょう。
2.抽象度を上げる技術
大量の情報をインプットしたら、次に必要になるのはゲシュタルトを起こす為に必要な、バラバラの情報を「抽象度を上げて統合する」という作業です。
この抽象度を上げて情報を統合するということができると、新しいアイデアはどんどん生み出されます。
抽象度が高いというのは、例えば一本の映画を見て抽象度を上げる技術の低いAさんは「映画楽しかった」という感想しかもたないのに対し、抽象度を上げる技術の高いBさんは「映画からビジネスに使えるアイデアが閃いた」というようにまったく関係のないようなことでも情報を統合させることができるということです。
「映画」と「ビジネス」はバラバラの情報ですが、抽象度を上げていくと実は様々な共通点、整合性があるのです。
「人を引き込ませる演出は別の場面でも使えるな」
「このキャッチコピーはなかなか秀逸だな」
「この主人公の立ち振る舞いは会社でも使えるな」
抽象度を上げれば上げるほど、情報の整合性はどんどん高まっていくのです。
抽象度を上げるというのは、例えば「ジュラシックワールド」⇒「パニック映画」⇒「映画」⇒「情報」みたいな感じでどんどん具体的なものからぼんやりとしていくということにもなります。
抽象度を上げる為には
抽象度を上げる為には「将来やるべきことの重要性を決める」ということが必要になります。
例えば将来はビジネスで成功したいと思っているのであれば「ビジネスで成功する」ということが重要度として高くなるはずです。
そうなった時に「ビジネス」という高い抽象度であらゆるものごとをみるようにすれば「映画」もビジネスのひとつとして認識することができます。
この場合は「ビジネスで成功する」という目的意識があるからこそ、ひとつの映画をビジネスという抽象度まで上げることができたのです。
自分が将来どうなりたいのかを明確にし、その為に重要になることについて抽象度を高めるようにしていきましょう。
すると、ありとあらゆる情報が整合性があることに気が付いてくるはずです。
まとめ
新しいアイデアを生み出す為には「大量の情報」と「抽象度を上げる技術」の二つが必要です。
その為に日ごろからたくさんの情報をインプットし、そして自分にとって重要なものを明確にすることで常にアイデアを生み出す思考回路を作ることができます。
この思考回路ができてしまえば、何をしていても自分にとって重要となる情報が見えてきて、どんどん革新的なアイデアも生み出されます。
何か問題を抱えている時、行き詰っている時、革新的なアイデアを出したい時には是非この2つを意識してみましょう。
アイデアの出し方については下記の記事も合わせて読んでみて下さい。
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