ブログの質が圧倒的に上がる記事の書き方のコツ・テクニック10選

ブログを多くの人に読んでもらう為には、できる限り記事の質を上げていくということがとても大切です。

記事の質が高ければそれだけで有効なSEO対策にもなりますし、何よりも読者が記事をしっかりと読み進めてくれるようになります。

「記事の質」というのは記事の内容だけを指すのではなく、「読みやすさ」「見やすさ」「わかりやすさ」など全てひっくるめて「記事の質」です。

仮にいくら記事の内容が良くても、単純に読みにくかったり見にくかったりしたらなかなかブログ記事は読まれないですよね。

しっかりと読まれるブログ、質の高いコンテンツにする為にも、ここで紹介する「圧倒的に記事の質が上がるブログ記事の書き方」を理解しておくことはとても大切です。

どれも基本的なことではありながらも「最重要」なことでもあるので、必ず全ての項目をクリアできるようにしましょう。

今回は記事の質が圧倒的に上がるブログの書き方テクニック10選を紹介していきます。

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1.文字を見やすくする

単純にフォントの形、サイズ、色、サイトのデザイン自体などで見やすさは大きく変わってきます。

読者にとって見やすくなっていることは最低条件です。

例えば文字に以下のような装飾がされていたらどうでしょうか?

この文字は見やすいですか?

この文字は見やすいですか?

この文字は見やすいですか?

文字を目立たせようとしてこのように文字に色をつけているブログ等をたまに見かけますが、これは目がチカチカして少し見づらいですよね。

なるべくたくさんの人にブログを読んでもらいたいのであれば、なるべくシンプルに見やすくすることが大切です。

読みやすい記事の書き方とは?有名ブログやメディアを徹底研究してみた』でもお話していますが、アクセス数の多いブログやサイトはどこも文字の装飾などはほとんどせずに非常にシンプルに記事を書いています。

文字に色をつけたくなる気持ちはわからなくはないですが、たくさんの人にブログを読んでもらいたいのであればそれらは逆効果になってしまうこともあります。

ポイントとなる個所を太字にしたり赤字にするくらいであれば問題ないですが、あまり多様しすぎずに必要最低限にしておくのがベターです。

後はブログ記事の背景色が暗かったりするようなブログもたまに見かけますが、記事の背景色はシンプルに白にしておくか、多少色を入れたとしても記事を邪魔しない程度にしておきましょう。

また、絵文字や顔文字を多用したりするのもあまり万人受けはしないので避けた方が無難です。

2.見出しを効果的に使って読みやすくする

ある程度質の高いブログ記事というのはそれなりの文字数になってきます。

一つの記事で数千文字から多い時には1万文字を越えるようなものもあったりします。

文字数が増えてきた時に、読者が読み進めやすくするためには必ず「見出し」を効果的に使っていく必要があります。

例えば以下の二つを比べてみて下さい。

見出し例

このくらいの文字数であっても、見出しのある記事とない記事では圧倒的に読みやすさが違ってきますよね。

見出しというのは読者にとってポイントとなる個所であることがわかりやすくなり、目を一旦休ませるポイントにもなります。

このようなポイントを記事の要所要所に用意してあげることで、ある程度のボリュームのある記事でも疲れずに読み進めてくれやすくなるのです。

文字がずら~っと並んでいるだけで読む気が無くなる人も多いので、そのような印象を持たれないようにする為にも効果的に見出しを活用して読み進めやすくしていくことが大切です。

また、ブログで見出しをつける際には必ず見出しタグを使うようにしましょう。

見出しタグとは…

見出しタグ(<h1>~<h6>タグ)は、文書に見出しをつけ、 文書構造をわかりやすく伝えるために使用するタグです。

ウェブブラウザで表示した際に見出しタグはテキストが大きくなり太字で表示され、閲覧者に見出しであることがわかりやすく表示されます。

引用元:SEOのホワイトハットジャパン

しっかり見出しタグを使って見出しをつけることで、Googleのクローラー(検索順位を決める為にブログを読み込むロボット)にも見出しを認知されやすくなり、SEO対策としても有効になります。

3.画像や動画を効果的に活用して内容を伝わりやすくする

ブログは文字が中心のメディアであるとはいえ、文字だけではなかなか伝えづらいことも多々あります。

そんな時に画像や動画を使った方がコンテンツの内容をより読者に伝えやすくなります。

例えば、「facebookには”いいね!”や”超いいね!”の他にも”うけるね”や”すごいね”などのリアクションボタンがあります」と文字で表現するのと、

以下のような画像を使って

6つのリアクションボタン

「facebookには上記のような6種類のリアクションボタンがあります」

と説明するのでは圧倒的に画像を使った方が読者に内容が伝わりやすいですよね。

他にもグラフ、図、キャプチャー画像などを使って説明した方がよりわかりやすく、より伝わりやすいのであれば積極的に使っていく必要があります。

「twitterの[設定]を開いて下さい」と文字だけで説明するよりも、以下のような画像を併用しながら「画像の場所からまずはtwitterの[設定]を開いて下さい」というのでも全然違いますよね。

 

記事を書いていて何となく文字だけでは伝えづらいと思うことは、積極的に画像や動画を活用してよりわかりやすくしていきましょう。

また画像を効果的に使うことでコンテンツの内容を伝えやすくするということ以外にも「読み進めやすくなる」という効果もあります。

例えば以下の2つの画像を比較してみて下さい。

写真比較

これは見出しの下などにアクセントとなる画像を活用している記事と活用していない記事の比較です。

見出しがあると一旦目が休まるポイントになるのと同じで、見出しの下などに画像を挿入することでポイントとなる個所が明確になり、更に見やすく、読み進めやすくなります。

画像を見出しの下などに挿入して記事にアクセントをつけることで、「文字だらけで読む気にならない」といった読者を減らすことができるのです。

4.具体例を効果的に使う

記事の内容をよりわかりやすく読者に伝える為に必ず「具体例」を活用するようにしていきましょう。

具体例を効果的に使うことで、より内容を理解してもらえるようになります。

もう既にこの記事の中でも何度も具体例はだしていますが、例えば「1.文字が見やすいこと」ではこんな例えを使いました。

単純にフォントの形、サイズ、色、サイトのデザイン自体などで見やすさは大きく変わってきます。

読者にとって見やすくなっていることは最低条件です。

例えば文字に以下のような装飾がされていたらどうでしょうか?

この文字は見やすいですか?

この文字は見やすいですか?

この文字は見やすいですか?

文字を目立たせようとしてこのように文字に色をつけているブログ等をたまに見かけますが、これは目がチカチカして少し見づらいですよね。

このように実際の具体例などを活用することでより内容がイメージしやすくなり理解されやすくなります。

ブログで何かの説明をする際には「例えば…」を口癖にするくらいの気持ちでいいと思います。

それに、わかりやすい具体例が織り交ぜられている記事のほうが読んでいて楽しいですし、あきられないという効果もあります。

5.ソースとなるデータや根拠を示す

質の高いコンテンツにする為には「高い信頼性」を保つことも非常に重要な要素となります。

嘘の情報を提供したり、間違った情報を提供するようなことがあるとそのブログは信頼を失い、結果的に読まれないブログになってしまいます。

読者に「この記事は信頼できそうだ」と思ってもらう為には「証拠」や「根拠」を示すことが有効です。

  • ソースとなる情報源
  • 引用元
  • 独自の調査
  • 明確なデータ
  • レビューや証言

こういった情報を積極的に使用して、なるべく客観的に見て信頼できるような記事を意識することが大切です。

データを見せるのであればキャプチャー画像を提示してあげたり、元となったデータを提示してあげたり、自分だけの視点ではなく「客観的な視点」での信頼性を保つようにしましょう。

例えば「今は日本人のおよそ6人に5人はインターネットを利用しているみたいです」というのと、下記のようなグラフを用いて、

n4301020 (1)

「こちらは総務省によって発表された日本のインターネット利用者数のグラフで、なんと6人に5人はインターネットを利用している計算になります」と言うのでは、あきらかに後者の方が説得力もあり信頼感もありますよね。

後者は「根拠となる総務省のデータ」を提示したことでより情報に対しての信頼性が高くなっているのがわかると思います。

このように具体的な根拠となるデータや資料などをしっかりと読者にも見せてあげることで、その記事の信頼性をより高めることができ、説得力のある記事にすることができるのです。

6.コンテンツ内容がぶれないように「1記事1テーマ」にする

一つの記事のなかであれもこれも伝えようとすると、結局何が言いたかったのかがわからずにコンテンツ内容がぶれてしまうことがあります。

これを防ぐ為にも1記事当たりのテーマは必ず1つに絞るようにしましょう。

例えば今読んで頂いているこの記事は「ブログの質を上げる為の記事の書き方」という一つのテーマについて記事を書いています。

ここで「ブログの作り方」なども関連付けてこの記事に書き加えることももちろんできますが、それをしてしまうと「ブログの質を上げる為の記事の書き方」というテーマから少し外れてしまう為極力そういったことは書かないようにしています。

この記事を読みに来てくれている方は「ブログの質を上げる為の記事の書き方が知りたいから」この記事を読んでくれているわけです。

いくら関係あるからと言ってブログの作り方をここに混ぜてしまうとややコンテンツ内容がぶれてしまい、結果的に読者に混乱を与え、記事を最後まで読み進めてもらえなくなってしまうのです。

ついつい勢いでブログを書いていくとテーマがぶれやすくなりますので、記事を書くときには常に1記事1テーマになっているか記事のタイトルと照らし合わせながら書くようにしていきましょう。

7.「なんで?」を意識する

ブログ記事を書き進めていく際に意識するといいのが「なんで?」という視点を常に持ち続けることです。

ブログ記事を書く際によくありがちなのが「自分の中だけで理解できていること」を当たり前のように書いてしまうことです。

自分の中だけで理解していることを記事にして、いざその記事を読者が読むと「???」となってしまうことがあります。

これを防ぐためには記事を書きながら常に「なんで?」と自分に質問をしていくことが有効です。

例えば、「ブログ記事を書くと自己成長に繋がります。だからみんなブログ記事を書いた方がいいですよ」みたいな文章を書いたとます。

自分の中ではブログ記事を書くことで自己成長に繋がる理由を理解していたとしても、読者からしたら「なんでブログを書くだけで自己成長に繋がるの?」と疑問を抱いてしまう方もいるわけです。

なので、「ブログ記事を書くと自己成長に繋がります。だからみんなブログ記事を書いた方がいいですよ」という文章を書いたのであれば、そこで「なんでブログ記事をかくことは自己成長に繋がるの?」と自分に「なんで?」と質問をしていくのです。

後は「なんで?」という部分の理由を追記してあげることで、更に文章がわかりやすく説得力のあるものになっていきます。

「ブログ記事を書くと○○や、○○といった効果があるので自己成長に繋がります。だからみんなブログ記事を書いた方がいいですよ」とした方がより説得力がありますよね。

何か文章を書いたら常に「なんで?」と自分に問いかける癖をつけていけば、自然と読者に対してもわかりやすい文章にしていくことができます。

8.ルールを統一する

記事を書く際には自分なりのルールを決めて、そのルールを守った記事の書き方をすると文章全体で統一感がでます。

例えば以下のようなルールを決めておくのがお勧めです。

  • 冒頭の挨拶
  • 締めの挨拶
  • 画像を入れるタイミング(h2タグの下には必ず画像を入れる等)
  • 引用元の表記の仕方
  • リンクの貼り方
  • 記号の使い方
  • 言葉の選び方

これらはあくまで一例ですが、このような自分なりのルールを決めてそのルール通りに記事を書いていくことで全体的な統一感を出すことができます。

記事全体を通して統一感をだすことで見やすい記事になりますのでとても大切なことです。

また、この中でも特に大切なのは「言葉の選び方」です。

これはどういったことかと言うと、一つの記事の中で「犬」のことを「わんちゃん」と言ったり、「dog」と言ったりするのではなく「犬」という言葉を選んだのであればその記事内では「犬」という言葉で統一するようにします。

表現の仕方がコロコロ変わってしまうと、それだけ読者は混乱をしてしまいます。

余計な混乱を避ける為にも言葉の選び方もしっかり統一しておきましょう。

9.曖昧な表現、漠然とした表現は極力なくす

曖昧な表現や漠然とした表現を記事の中で多く使ってしまうと、なんとなく全体的にぼんやりとした記事になってしまいます。

例えば以下のような文章を読んでどのような印象を受けるでしょうか?

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ブログのアクセス数を増やすにはたくさん記事を書いた方がいいと思います。

たくさん書けばそれだけ多くの人に見てもらえると思うからです。

記事を書く時は多くの時間を使って丁寧に書いていくといいと思います。

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どうでしょうか?何となくぼんやりとした印象を受けないでしょうか?

「曖昧な表現」や「漠然とした表現」が多く使われるとこのような文章になってしまいます。

この文章で言うと、「たくさん」とか「~と思います」とか「多くの」なんていう表現がこれにあたります。

これらの表現が絶対にダメというわけではないですが、あまりにも多すぎると記事がぼんやりしてしまうのです。

では、これらの表現を修正してみましょう。

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ブログのアクセス数を増やすにはまずは100記事以上書きましょう。

100記事以上書けば1記事しかないブログの100倍読者に見てもらえるチャンスが増えるからです。

記事を書く為に毎日1時間は作業時間を確保して丁寧に書いていきましょう。

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「~と思います」や「たくさん」といった表現を無くすだけでもかなり具体的な印象に変わります。

この辺りは『抽象的な表現を思いっきり具体的にしてブログ記事の魅力をアップさせよう』でも詳しくお話していますので是非参考にしてみて下さい。

10.時間を空けて読み返してみる

一度記事が完成したら少し時間を空けてもう一度読み返してみるようにしましょう。

ベストは翌日など日を空けて読み返すことですが、時間がない場合は数時間後などでも大丈夫です。

時間を空けて読み返すことで、より冷静に、より客観的に記事を読み返すことができます。

すると、不思議と記事を書いた直後にはまるで気がつかなかったようなことにたくさん気がつくようになるのです。

「ここちょっとわかりづらいな…」

「ここは文法がおかしいな…」

「冒頭で書いている事がちょっと弱いな…」

などなど、色々と気がつくことがあると思います。

ここで再度気になった個所の修正をすることでより精度の高い記事に仕上げていくことができます。

まとめ

ここで紹介した書き方のコツやテクニックをしっかりと実践していけば記事の質はグングン上がっていきます。

どれも基本的なことですが本当に重要なことばかりです。

  1. 文字を見やすくする
  2. 見出しを効果的に使って読みやすくする
  3. 画像や動画を効果的に活用して内容を伝わりやすくする
  4. 具体例を効果的に使う
  5. ソースとなるデータや根拠を示す
  6. コンテンツ内容がぶれないように「1記事1テーマ」にする
  7. 「なんで?」を意識する
  8. ルールを統一する
  9. 曖昧な表現、漠然とした表現は極力なくす
  10. 時間を空けて読み返してみる

これらを全て満たすようにするのは最初は大変に感じてしまうかもしれませんが、慣れてしまえば自然にできてくるようになります。

ブログを始めたばかりの方は記事を書きながらこれらの10項目をチェックしてみて下さい。

4 件のコメント

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