自分の収入を上げて、なおかつ自由な時間を得るには「時間給を上げる」という概念がとても大切になります。
1時間で1,000円しか稼げない人の場合は、週5日で8時間働いても1ヶ月で16万円しか稼げないのに対し、1時間で10,000円稼げる人は同じ労働時間でも1ヶ月に160万円を稼ぐことができてしまうのです。
収入を増やしていく為には労働時間を増やすことを考えるのではなく、必ず「時間給を上げる」という考え方が大切になります。
ではどのようにすれば自分自身の時間給は上げることができるのでしょうか?
時間給を上げるには「レバレッジ」を意識する
時間給を上げる方法として重要になるのは「レバレッジ」を意識することです。
レバレッジとは「てこの原理」のことを意味します。
要するに少ない労力で大きなものを動かすということです。

なるべく少ない労力で多くのリターンが得られるような仕組みを作ることができれば、どんどん時間給は上がっていきます。
例えば、ブログの場合はひとつの記事をただブログに書いて終わらせるのではなく、PDFにしたり、動画にしたり、書籍にしたり、セミナーで使ったりすることで少ない労力でたくさんのリターンを得ることができたりします。
後はアフィリエイト(アフィリエイターではなく、商品販売元)なんかもレバレッジが効いてますね。
多くのアフィリエイターに自分の商品を紹介してもらえば、自分は労力をかけることなくどんどん商品が売れていく仕組みを作ることができます。
これは僕自身も経験がありますが、アフィリエイターに動いてもらえると自分でセールスをしなくても勝手に毎日商品が売れていくので本当に楽なんですよね。
このように、自分のビジネスにおいてレバレッジを増加させることが時間給を上げる為には必須です。
レバレッジを増加させる方法
レバレッジを増加させる為には以下の方法が有効です。
あ、ちなみにこの話は副業でも本業でもいいのですが、何かしらのビジネスをやっている人が対象となります。
サラリーマンなどは会社からの給料があらかじめ決まっているので、どんなに頑張ってもレバレッジはかかりません。
会社からサラリーを得ている時点で、収入には限界があります。
このあたりは「お金持ちになる為には「ESBI」を理解しよう[wc_fa icon=”external-link” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]」という記事で更に詳しくお話していますので、よかったら合わせて読んでみて下さい。
では、本題のレバレッジを増加させる方法についてお話していきます。
自分が「やるべきこと」と「やるべきでないこと」を明確化する
時間給がなかなか上がらないのはほとんどの場合で「自分がやるべきでないことにも時間を奪われている」ということが原因としてあります。
商品も作って、マーケティングもして、集客もして、営業もして・・・
全てを自分一人でやるのは時間給を考えた時にあまり得策ではありません。
もちろんビジネスのスタートアップ時はこれらを自分でやる必要はあるかもしれませんが、いつまでも全てを自分だけの力でやり続けていてはなかなか時間給は上がらないのです。
自分がやるべきこととやるべきでないことをしっかりと明確化させて、「やるべきでないことをやらない」という姿勢が大切です。
自動化できる部分は自動化し、誰がやっても同じようなことは自分でやらない
自動化できる部分はどんどん自動化し、そして誰がやっても同じようなことは自分がやらないようにするとどんどん時間給は上がっていきます。
その最たる例が「ビジネスオーナー」です。
ビジネスオーナーはビジネスの権利は保有してますが、実働はほとんど自分ではやりません。
新しいビジネスの立ち上げや、資金調達、戦略組みなどは自分がやって、実際に動くのは別の人間がやったり、仕組化することで時間給が大幅に高くなっているのです。
例えば、「レジを打つ」というのはほとんど誰がやってもそんなに大きく仕事量が変わるものではありません。
そんなレジ打ちをビジネスオーナーがやってしまうと、新しいビジネスの立ち上げもできないですし、資金調達もできないですし、戦略を組むこともできなくなってしまいますよね。
結果的には「レジを打ってしまったばっかりに」本来自分がやるべきことが疎かになってしまい、時間給が下がってしまうのです。
そうならないようにする為には、誰がやっても大差のないことは自分がやらないようにすることが大切です。
最終的にはビジネスオーナーのポジションにいくことを目標とすると時間給は上がりやすいと言えます。
今の自分のビジネスで何が自動化でき、何をやるべきでないのか
まず、どんなビジネスでも収益(=給料)を生み出す仕組みは、とてもシンプルな方程式で成り立っている事を把握しておきましょう。
その方程式がこちらです。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”]集客数×客単価×購入率=売上(収益)
[/wc_box]といったシンプルな方程式です。
これはリアルなお店だろうが、ネットショップだろうが、アフィリエイトだろうが何だって共通の方程式です。
例えば、商品の販売ページに1日1000アクセスが来て、1万円の商品の購入率が1%だった場合は以下のようになります。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”]1000人×0.01×10,000円=10万円
[/wc_box]このような方程式となり、その日の売り上げは10万円になります。
この中でどこかを自動化できないか?ということを考えてみるとレバレッジが一気に上がる可能性があります。
自動化というのはシステムを作るだけでなく、外注などに委託したり、誰かを雇ったりすることも含みます。
いずれにせよ、自分に労力がかからないように自動化ができればいいのです。
例えば、アフィリエイト(販売元)の例では「集客」の部分を自動化しています。
アフィリエイターが勝手に商品販売ページへとお客さんを連れて来てくれるのです。
また、購入率に関してはネットで言えば「商品販売ページの作成」が自動化にあたります。
一度商品販売ページを用意しておけば、あとは特別な手間や労力をかけることなく、そのページにアクセスを送り込めば一定数は成約していくことになります。
リアルなお店で言えば、店頭で販促用の動画を流したり、ポップを展示したり、レジをバイトに頼んだりするのものある種の自動化になります。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”]集客数×客単価×購入率=売上(収益)
[/wc_box]この方程式の「どこかを上げれないか」「どこかを自動化できないか」を考えてみるとレバレッジが上がりやすくなることを覚えておきましょう。
まとめ
何事もそうですが、自分一人の力では必ず限界がきます。
周りにいる人の力、システムの力、仕組みの力、お金の力など、ありとあらゆる「自分以外の力」に頼るということが時間給を上げる為には重要な考え方となります。
例えば、「自分は商品開発は得意だ」というのであれば、集客や販売が得意な人と組むといいと思います。
反対に「集客は得意」というのであれば、魅力的な商品を持っている人と組むといいと思います。
「自分にない部分」「自分がやるべきでないこと」を他の人と協力をして補い合うというのはとても大切な考え方です。
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