EURO2016決勝戦が10日に行われました。
決勝戦のカードは16年ぶり3度目の優勝を狙う開催国フランス対初優勝を狙うポルトガルでした。
決勝戦と言うこともあり両チームとも非常に緊張感のある試合でした。
ということで激戦の試合を振り返ってみたいと思います!
EURO2016決勝戦はフランス対ポルトガル
1ヶ月にわたり行われてきたヨーロッパNo.1を決める大会EUROもいよいよ決勝戦ということで、試合前にはセレモニーも行われました。
開催国のフランスが決勝まで残っているので、とても盛り上がっています。
La Marseillaise rings around the fanzone in… Marseille!#EURO2016 #PORFRAhttps://t.co/6aHsw9G9VA
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年7月10日
フランス国内はこの盛り上がりです。
ポルトガルのスターティングメンバーです。
やはり注目は何と言ってもクリスティアーノ・ロナウドですね!
一方のフランスのスターティングメンバーです。
注目は今大会6ゴールを決めて得点ランキングトップのグリースマンです。
以下メンバー表です。
The teams are in! William Carvalho and Pepe are back for #POR, while #FRA are unchanged. #PORFRA #EURO2016 pic.twitter.com/DCuF7n9FLs
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年7月10日
序盤はフランスのペースで試合が進みます。
中でもフランスの18番シソコが躍動します。
序盤はほとんどのドリブル勝負で相手を置き去りにしていたような気がします。
フランスペースで試合が進む中、17分にポルトガルにアクシデントが……
フランスの8番パイェのこのタックルがポルトガルのエースクリスティアーノ・ロナウドの膝にもろに入ってしまいます。
軸足に対してちょっと嫌な当たり方をしたので非常に心配です。
苦痛に顔を歪めるロナウド……
心配です……
しかし、何とか痛みをこらえピッチに立とうとします。
決勝戦ですから、そんなに簡単に退きたくはないですよね。
しかし数分後にピッチに座り込んでしまうロナウド。
やはり厳しそうです……
この時目には涙を浮かべていました。
ただ、ポルトガルとしてもこの早い時間帯でエースを交代はさせたくないのと、ロナウド自信もまだやりたいという強い気持ちがあったのだと思います。
何とか膝にテーピングをガッチガチに巻いて、再度ピッチに立ちます。
ここまでくるともはや根性です。
ただ、無理して怪我が悪化してしまうのが非常に心配です。
でもここはEURO2016の決勝、ロナウド自信意地でも交代はしたくなかったのでしょう……
しかし、またもピッチに座り込んでしまうロナウド…
主審は担架を要請します。
やはり厳しいですね…
見ていて胸が苦しくなるような思いです……
目には涙が……
担架で運ばれるロナウド。
これにはフランスのディディエ・デシャン監督も心配そうにロナウドに手をやります。
あーロナウド交代か😫
膝変な当たり方してたからなー#EURO2016— Hiroki Suzuki (@hirokisuz) 2016年7月10日
エースを欠いたポルトガルですが、その後は呆然一方になるのかと思いきや、そこまで一方的な展開にはならずに拮抗した戦いになります。
どちらかというとフランスが攻めあぐねている間にポルトガルがペースを掴みつつあったような気がします。
ポルトガルのキーパールイ・パトリシオの好セーブも目立ちました。
試合中にサポーターがピッチに乱入してしまう事件も……
こういったサポーターが増えないように、テレビではあえて映さないようにしてました。
今大会6ゴールを決めてきているフランスのエースグリーズマンもなかなか得点を奪えません。
後半のアディショナルタイムにはフランスの10番ジニャックのシュートがおしくもゴールポストに嫌われます。
見ていてこれは入ったと思いました。
こういう入りそうで入らないシーンが多い試合って大概勝てないんですよね……
そして試合はそのまま延長戦へと突入します。
延長戦に入ってから特に存在感を示していたのがポルトガルの9番エデルです。
この選手は後半の79分に途中からでてきたこともあり、延長でも元気いっぱいです。
そしてフィジカルがめちゃくちゃ強くてボールがよく収まります。
エデルが前線にいるだけで一人でボールを収めてくれるので、ポルトガルとしてはかなり助けられていた印象があります。
高さも強さもスピードもある良い選手です。
そして延長後半の109分、そのエデルが相手ディフェンダーに引っ張られながらもぶっちぎって、ペナルティエリアの若干外から右足を振り抜きます。
これがニアサイドにズドンと決まります。
ここまで好セーブを続けてきたフランスのキーパー、ウーゴ・ロリスもこれは止められませんでしたね。
109分にしてついにエデルの右足で均衡が破れます。
ベンチメンバーもスタッフもみんな駆け寄って喜んでます。
小学生の頃、試合にでてない人がピッチに入ると審判からめちゃくちゃ起こられた記憶があるのですが、EURO決勝ともなるともはやお構いなしです。笑
その後は怪我をしてベンチに退いたロナウドがまるで監督なんじゃないかという勢いで選手達に指示を送ります。
これには監督もちょっと迷惑そうですが、もうポルトガルチームはスタッフ含め全員熱くなっているので誰も何もいいません。笑
気持が入ってますねー!
さすがロナウド、試合に出ていなくても話題をかっさらっていきます。
そしてそのまま1体0で試合終了!
EURO2016はポルトガルが優勝となりました。
いや~今大会のポルトガルは色々ともってましたね。
開催国フランス、あと一歩の所で優勝に手が届かず……
開催国だっただけにより優勝したかったでしょうね……
おめでとうポルトガル!
Portugal’s path to #EURO2016 glory…#POR #PORFRA pic.twitter.com/srC5iNVSri
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年7月10日
最終結果はこんな感じでした。
改めてみると決勝トーナメントの右側の山きつすぎですね。笑
ちなみにポルトガルは今大会予選から含めて90分での試合結果はなんと1勝7分けです。笑
これで優勝しちゃうんですからわからないものですよね。
まぁこういった運も実力のうちですね!
ポルトガルは今大会予選から決勝トーナメントまで内容も対戦カード含もめちゃくちゃ運もってたなー
運も実力のうち!おめでとうポルトガル👍#EURO2016— Hiroki Suzuki (@hirokisuz) 2016年7月10日
ゴールデンブーツはグリーズマン!
ゴールデンブーツは6ゴール2アシストを記録したフランスのグリーズマンが受賞しました。
ドイツ戦での2ゴールの活躍は凄かったですね。
納得のゴールデンブーツ受賞です。
シルバーブーツは3ゴール3アシストを記録したポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドです。
決勝こそ怪我で途中交代をしてしまい残念でしたが、やはりここぞという時にしっかり結果を出してくれる頼もしい選手ですね。
ブロンズブーツは3ゴール2アシストを記録したフランスのオリヴィエ・ジルーが受賞しました。
今大会グリーズマンとのコンビネーションも非常に良く、フランスを決勝に進めた大きな立役者です。
そして最優秀若手選手を受賞したのはポルトガルの18歳レナト・サンチェスが受賞しました。
18歳とは思えないくらい身体もしっかりしていて技術もものすごく高い選手です。
世界にはこんな18歳がいるんですね~
来季よりベンフィカからバイエルンへ移籍が決まっているので、バイエルンでも注目しておきたいですね。
ということで、2016年のEUROも戦いを終えました。
やはりヨーロッパの試合はどの試合もレベルが高くて面白いですね。
緊張感ある試合やったな。
1年間所属クラブで戦い、代表のために誇りとプライドを持って最後まで走り抜く姿は心動かされる。
怪我でベンチにいたロナウドは、自分がピッチにいるかのように戦っていた。
ピッチにいる選手だけでなく、出てない選手も同じ気持ちでいるチームは強い。— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2016年7月10日
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