「どうすれば読みやすい記事が書けるか」っていうのはブログ運営者や文字を書く仕事の人であれば誰しもが一度は悩む問題だと思います。
まぁこの問題には終わりはないと思いますが、それでも少しでも読みやすくする為にできることはたくさんあります。
そこで、今回はどんな記事が読みやすいのか、「読みやすさ」という部分にフォーカスして多くの人に見られるメディアを中心に徹底研究していきたいと思います。
読みやすい記事とは一体どのように書かれているのでしょうか?
良い部分や、真似していきたい部分を紹介していきます。
[wc_box color=”secondary” text_align=”left”][wc_fa icon=”info-circle” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] おすすめ記事
Yahoo!ニュースの場合

credit:Yahoo!ニュース
ヤフーニュースは毎日数億PVがあるメディアですが、ここはどのような記事の書き方をしているのでしょうか?
あ、ちなみに正確に言うと記事を書いているのはYahoo!ではなくそれぞれ掲載元のサイトですが、Yahoo!でどのように表示されているのか?っていう部分にフォーカスしていきます。
注目すべきポイントは・・・
目を引くアイキャッチ画像を使用している
ほとんど全ての記事にパッと見て目を引くようなアイキャッチ画像が使用されています。
これによってクリック率も上がりますし、記事の中身に対して興味がそそられます。
適度に画像を使用することはとても大切なことであることは明白です。
シンプルイズベスト。文字に派手な装飾がない
記事本文に関しても、とてもシンプルです。
特に文字を装飾することなく、シンプルで統一された記事の書き方ですね。
例えば、
こんなのとか、こんなのとか、こんな風に文字を表現することはないですね。
あと、こんな風に文字の大きさをバラバラにすることもないです。
まぁ見て頂いてわかると思いますが、こういった装飾って読みづらいですし「万人受け」はしないんですよね。
一部刺さる人には刺さるのかもしれませんが・・・
色んな人が色んなデバイスから見ることを想定した時に、やはりシンプルであることはとても大切なことです。
適度な改行
また、改行も適度に行われていてスムーズに読み進めやすくなっています。
改行は多すぎても読みにくいし、少なすぎても読みにくいのでこのような「適度な改行」っていうのがとても大切ですね。
こんな風に
細かく改行
されると
やっぱり
読みにくい
ですよね。
これもPCやスマホ、タブレット等、あらゆるデバイスから見られることを想定して書かなければいけません。
そうなった時に細かい改行は読みづらくなってしまいます。
東洋経済オンラインの場合

credit:東洋経済オンライン
月間で1億PV以上と、ビジネス系サイトではトップクラスのPVを誇る東洋経済オンラインはどうでしょうか。
以下個人的な注目ポイントです。
わかりやすく魅力的なタイトル
やはり読みやすい記事というのは「わかりやすく魅力的なタイトル」に始まります。
多くの人は記事タイトルを見ておおよその記事内容を想像しますよね。
「売れ筋のビジネス書が知れそうだな」
「面白そうな本が見つけられるかも」
といったように、記事タイトルから何かを期待したり、記事の内容を想像するのです。
そうなった時に、いかに記事の内容をわかりやすく魅力的に想像させてあげるかっていうのは記事をスムーズに読んでもらう為にはとても大切なことです。
大きなアイキャッチ画像
ここでもやはりアイキャッチ画像は使用されています。
この例では本を読んでいる女性の画像を使うことで、「ビジネス・経済書売れ筋200冊ランキング」という記事をより引き立てています。
Yahoo!ニュースと違うのはアイキャッチ画像の大きさです。
かなり大きめにアイキャッチ画像を使っているのがわかります。
この辺りはスマホからのアクセスを意識しているのかもしれません。
効果的な見出しの活用
また記事の中には効果的な見出しの活用も見られます。
見出しを活用することで、その項にはおおよそどんな内容が書いてあるのかがわかりやすくなりますし、一旦読み手の目を休めるような効果も発揮します。
これによって文字量が多い場合でもスムーズに読み進めることができます。
文字に派手な装飾がない
このあたりはYahoo!同様です。
特に派手な装飾は使わずに、シンプルな書き方をしています。
やはり見やすいですね。
適度な改行
これまたYahoo!同様です。
改行も適度にされていて、読み進めやすくなっています。
ページネーションの活用

記事下に「1、2、3、4、5、→」というのがありますが、これがページネーションというものです。
このようにある程度の文字数で記事を分割することで、ページの読み込みスピードを早めたり、読み手が疲れにくくなったりします。
例えば1万文字のコンテンツが1ページで縦にずらーっとあると読み手は途中で読むのが疲れてきてしまいます。
そういった読み手側の疲れを少しでも軽減させる為にはこのページネーションは有効です。
なので、1万文字など、文字量の多いコンテンツはページネーションで分割してあげるのも読みやすくする為にはありです。
LIG inc.の場合

credit:LIG INC.
LIG INC.は月間で700万PV以上を誇るメディアです。
かなり個人ブログに近いので、個人ブロガーとしては参考になる部分が非常に多いです
以下個人的な注目ポイントです。
わかりやすく魅力的な記事タイトル
まずはやはり記事タイトルには相当力を入れているのはわかります。
どんなキーワードを入れるのかも、かなり狙って考えられています。
大きなアイキャッチ画像
東洋経済オンライン同様に、大きめのアイキャッチ画像が使われています。
これによって記事の魅力が大幅に上がっています。
文字に派手な装飾はない
これはここで紹介したメディアでは全て同様ですね。
やはりたくさんの人が見ることを考えれば当然ですよね。
わかりやすい写真や図の挿入

こんな感じで記事の中には積極的に写真や図が使われています。
言葉で伝えづらいことは写真や図にしてしまった方が伝えやすいですよね。
例えば、
「フランス産のホロホロ鳥っていう野鳥ににた食感の鳥にカブやアスパラを添えたディナーを食べてきました」
って言葉で説明するよりも、

こんな感じのホロホロ鳥のディナーを食べてきました。
ってやった方がより伝わりますよね。
これに加えて料理の説明をしてあげれば、遥かに簡単にたくさんの情報を正確に伝えることができます。
何かのデータを示す時、証拠を示す時、景色を伝えたい時など、写真や図を使った方がいい場面は、積極的に使っていくことでより読みやすい記事にすることができます。
箇条書き

このように記事の中で「箇条書き」も要所要所で使われています。
箇条書きをすることで非常にポイントがわかりやすくなりますよね。
この例では「3つのポイント」としてそれぞれ3つ箇条書きしています。
そうすることで「重要なのはこの3つのポイントなんだ」と読み手は自然と理解することできます。
簡潔に分かりやすく伝える技術として箇条書きは覚えておきたいですね。
その他、読みやすい記事を書く為に意識するといいこと
さて、有名メディアの分析をしてみてかなりたくさんの共通点を見出すことができましたね。
これらを意識するだけでも十分読みやすい記事を書くことはできると思います。
が、ここから更にプラスアルファで意識するといいことを紹介していきます。
最初から最後まで読みなおして突っかかる部分がないかチェックする
記事が完成したら、最初から最後までサラッと読み進められるかをチェックしましょう。
何となく読みづらい部分があったり、突っかかってしまう部分はないかチェックし、あれば修正していきましょう。
少し難しい表現になってしまいますが、「リズム」を考えてチェックしていくといいと思います。
あとはついでに誤字脱字のチェックや、スマホやタブレットなどあらゆるデバイスからのチェックもするといいと思います。
動画や音声を使う
もし記事の内容をより上手く伝えられるような動画や音声があるのであれば、それらも積極的に使っていきましょう。
言葉だけよりも写真の方がわかりやすいように、動画や音声を使うことでより記事の内容を分かりやすく正確に伝えることが可能です。
参考になりそうな動画、ソースとなる動画、記事の為に作ったオリジナル動画など、積極的に使っていきましょう。
目次について
また、「読みやすい記事を書く為には必ず目次を用意してあげましょう」なんてことも良く言われていますよね。
ただ、これは正直はっきりした効果はあるのか疑問です。
事実として、上で取り上げたメディアでは一つも目次を使用しているメディアはありません。
また、あくまで個人的な感覚なのですが、僕はあまりブログなどに設置してある目次をちゃんと見たことがありません。
大抵は目次をすっ飛ばして本文を読んでいます。
なので、僕は今の所「目次はいらない派」なので、僕のブログにも目次は設置していません。
ただ、なるべく多くの選択肢を読者に与える為に、アコーディオンを使って用意しておいてあげるのはありかもしれないですね。
アコーディオンっていうのはこんな感じです。
[wc_toggle title=”目次” layout=”box”]第一章 ●●
第二章 ●●
第三章 ●●
[/wc_toggle]これなら目次を見たい読者はここを広げて見てくれますし、目次を必要としない読者にはあまり邪魔になりません。
まとめ
ということで、読みやすい記事を書く為に意識すべきことをまとめていきたいと思います。
- 目を引くアイキャッチ画像を使うこと
- 文字に余計な装飾をしないこと
- 適度な改行をすること
- わかりやすく魅力的な記事タイトルをつけること
- 効果的な見出しを活用すること
- 文字数が多い場合はページネーションを活用すること
- 写真、動画、音声などを積極的に使っていくこと
- 箇条書きでポイントをわかりやすくすること
- 目次を表示させるならアコーディオンがいいかも
- 完成した記事はリズムよく読めるか見直す
っていう感じですかね。
どれも基本と言えば基本ですがとても大切なことばかりです。
アクセス数の多い実績のあるメディアがやっていることなので、間違いなく効果は高いはずです。
読みやすい記事を書く為に是非とも意識してみてください。
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