ブログ記事しか書いていないブロガーって多いと思います。
まぁ「ブロガー」っていうんですから当然と言えば当然ですが。
しかし、そういった狭い世界で自分を括ってしまうのはとてももったいないことですし、自らの成長を妨げる原因にもなります。
本気で自己成長したいのであれば、提供できるコンテンツの幅を広げるというのはとても大切な概念です。
ちなみに、提供できるコンテンツの幅が広がると、結果的にブログへのアクセス数も比例して伸びていきます。
単純にブログへのアクセス数を増やしたいと考えている人もコンテンツの幅を広げていくのはとても大切です。
ということで、今回は「コンテンツの幅を広げる」ということについてお話していきます。
「ブロガーだからブログ記事を書くだけ」では時代遅れ
僕がここでいう「コンテンツの幅」というのはコンテンツの種類を指します。
例えばコンテンツの種類には以下のようなものがあります。
- 記事コンテンツ
- 音声コンテンツ
- 動画コンテンツ
- PDFコンテンツ
- メルマガコンテンツ
- 書籍コンテンツ
- セミナーコンテンツ
- オンラインサロンコンテンツ
などなど、ひとえにコンテンツといってもその種類は様々です。
コンテンツはネット上だけで完結できるブログ記事や音声、動画だけでなく、リアルの場で提供できるセミナーや勉強会なんかも立派なコンテンツです。
つまり、僕が言うコンテンツの幅を広げるというのは「自分が提供できるコンテンツの種類を増やす」という意味です。
ブロガーだからブログ記事しか書かないとか、YouTuberだから動画しか撮らないとか、セミナー講師だからセミナーだけやってブログは書かないとか、そういった決まった枠組みの中でしか活動をしないのはもはや時代遅れであるってことです。
できるだけ自分が提供できるコンテンツの幅を広げることでより複合的にたくさんの人に自分のコンテンツを認知させることができ、ブログであれば結果的にはアクセスアップに繋げることができるわけです。
ブログ記事しかかけない人よりも、ブログ記事も書けて、動画も提供できて、リアルの場でセミナーや勉強会などのイベントも開ける人の方が圧倒的に集客力は高まります。
これは提供できるコンテンツの幅が広がればそれだけあらゆる層の見込み客に自分のコンテンツがリーチするので当然ですよね。
入口が広がれば、当然入ってくるユーザーの量も比例して増えるのです。

コンテンツごとにユーザーの属性が違う
コンテンツの幅を広げるべき大きな理由は「コンテンツごとにユーザーの属性が違うから」です。
普段はブログしか見ない人、Youtubeしか見ない人、届いたメルマガしか見ない人、podcastなどで音声しか聞かない人、本しか読まない人、ネットの情報よりもセミナーなどリアルの場に積極的に参加する人などなど、「各コンテンツしか見ない層」というのは一定数いるものです。
そういった層に自分のコンテンツをリーチさせるにはそのコンテンツを提供する以外にありません。
YouTubeしか見ない層に自分の情報を認知させる為にいくらブログを書いても届くことはありませんよね。
YouTubeしか見ない層のユーザーに自分の情報を認知させるにはYouTubeの動画を提供するしかないのです。
そして動画コンテンツをきっかけに自分の情報に興味を持ってもらえれば、そのままブログに来てくれたりするのです。
つまり、ブログしか見ない層に向けて必死にブログ記事だけを提供するよりも、単純にコンテンツの幅を広げればそれだけリーチできるユーザーの母数も増えるっていうシンプルな話です。
各コンテンツは「相乗効果」をもたらす
そして重要なのは各コンテンツは必ず相乗効果をもたらすということです。
例えば、何となくYouTubeを見ていた時に気に入ったアーティストを見つけたとします。
すると、そのアーティストが気になる人はそのアーティストのブログに行ってみたり、twitterをフォローしたり、実際にライブに行ったりするようになります。
つまりこれは「動画というコンテンツをきっかけに」その他のあらゆるコンテンツにも興味を持ってくれたということです。
これがコンテンツ同士の相乗効果です。
このような相乗効果を生み出すにはそもそもあらゆるコンテンツを提供できている必要があります。
動画コンテンツだけでなく、ブログもtwitterも実際のライブもやっていたからこそそれぞれのコンテンツが相乗効果をもたらしたわけです。
コンテンツの幅を広げるというのはこのような「相乗効果をもたらす」という観点からも非常に大切なことです。
「ブロガーだからブログだけ」なんて考えではコンテンツ同士の相乗効果をもたらすことはできません。
ブロガーだけどtwitterもやってたり、YouTubeに動画を上げてたり、メルマガをやってたり、セミナーや勉強会を開催していたりしている必要があるのです。
目的に応じたコンテンツを作れるようにしよう
各コンテンツにはそれぞれに特徴があります。
その特徴を活かし、自分の目的に応じたコンテンツを作れるようにしていきましょう。
例えばいくらブログ記事を量産してもアクセス数は増えますが売り上げは増えません。
売上を増やしたいのであれば、「セールスに向いているコンテンツ」を作る必要があります。
かなりざっくりですが、それぞれのコンテンツの特徴は以下のようになります。
コンテンツの種類 | 適しているもの |
記事コンテンツ | 集客 |
音声コンテンツ | 教育、セールス |
動画コンテンツ | 集客、教育、セールス |
PDFコンテンツ | 教育、セールス |
メルマガコンテンツ | 教育、セールス |
書籍コンテンツ | 集客、教育 |
セミナーコンテンツ | 教育、セールス |
オンラインサロンコンテンツ | 教育、セールス |
なので、例えば集客をしたいのであればまずは記事コンテンツや動画コンテンツを量産していくのが有効ですし、教育やセールスをしたいのであればメルマガやPDFといったコンテンツを作っていくのが有効です。
「集客に有効なコンテンツの特徴」と「セールスに有効なコンテンツの特徴」
集客に有効なコンテンツの特徴は主に「幅広く多くの人に見てもらえるようなコンテンツ」という特徴があります。
ブログ記事や動画など、なるべく多くの人に幅広く見てもらえるようなコンテンツが集客に向いています。
しかし、幅広い層に向けて作ったコンテンツはなかなかセールスには向きません。
これは想像してみて頂ければわかると思いますが、例えば始めて訪れたブログ先の記事でいきなり10万円の商品がセールスされていたら買いますか?
恐らくほとんどの人は買いません。
なぜなら、顧客が商品購入を決定する際には必ず「信頼度」が影響するからです。
人は商品を購入する際には必ず「信頼」が伴わなければ商品を購入しません。
[wc_box color=”inverse” text_align=”left”]例
路上でシートを広げてブランド品のバッグを販売しても、例え本物であっても多くの人は買わない。
それは「偽物かもしれない」とか「盗品じゃないか」といった不信感があり、信頼感がないから。
[/wc_box]つまり、集客用のブログ記事でいきなり商品のセールスをしてもその読者との間に信頼感が構築されていないので、実際の購入にはほぼ繋がらないということです。
なのでブログ記事で集客をしたら、次は集めたユーザーから「信頼感を得る」という作業が必要になります。
その為には上記で言う所の「教育」に特化したコンテンツを提供していくのが有効です。
「教育」というのは言いかえると、「商品やサービスを理解してもらう」「信頼してもらう」といった意味と同じです。
いきなりセールスをしてもまず売れないですが、しっかりと信頼してもらって、商品やサービスのことをよく知ってもらえれば成約率は大幅に上がるのです。
このようにユーザーと信頼関係を構築しやすいコンテンツがセールスに向いてるコンテンツの特徴です。
まとめ
まずは自分がブログで何をしたいのかを明確にしたら、その目的を達成させる為に適したコンテンツを提供できるようにしていくとより一層目的を達成させやすくなります。
そして間違いなく言えるのはブログ記事しか書けない人のままでは、大きな成長はできません。
あらゆるコンテンツ制作に果敢にチャレンジしてどんどん自分のできる範囲を広げていくことが、ビジネス面、アクセス数、スキルなど全てが大きな成長に繋がります。
「自分には無理」などと拒絶せずに、できそうなものから一つずつチャレンジしていきましょう。
数年後には必ず「やっていてよかった」と思えるはずです。
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