アン・ハンドリー著の「コンテンツマーケティング64の法則」を読みました。
コンテンツマーケティングという言葉自体が流行り始めたのもここ最近なので、実はまだあまりコンテンツマーケティングについて理解をしていない人も多いのではないかと思います。
「コンテンツマーケティング」というと、少し難しそうだと感じてしまう人も多いかもしれませんが、実はブログやSNSを活用する人であれば全員が知っておいて損はないことなんです。
特に今後はより一層インターネットというものが当たり前に使われる時代になりますし、そうなった時にこのコンテンツマーケティングを理解しているかしていないかはとても重要なターニングポイントとなります。
ブログというものは「記事」がコンテンツとなり、SNSなども自分の投稿がコンテンツとなるのです。
「コンテンツマーケティングについてもっと深く知りたい」「コンテンツの質をもっともっと高めたい」と思っている人は読む価値ありの本なので、今回はちょっとだけ中身を紹介してみたいと思います。
これからのネットで生き残る為に大切なことがたくさん書かれています。
著者のアン・ハンドリー紹介
アン・ハンドリー(Ann Handley)
コンテンツの制作・管理の専門家。MarketingProfs(マーケティングプロフス)のCCO(最高のコンテンツ責任者)。
同社はマーケティングの訓練・教育を提供し、マーケターの大きなコミュニティを運営している。
ハンドリーは『アントレプレナー』誌の月に一度のコラムを担当し、Linkedlnの「インフルエンサー」プログラムのメンバーでもある。講演活動なども精力的に行う。共著にコンテンツ・マーケティングをテーマにした「お客が集まるオンライン・コンテンツの作り方」(ダイレクト出版)がある。
ライティングは才能ではない、スキルである

本書の中ではこのような表現がされていますが、まさに僕も同じことを感じています。
ブログなども初めは下手な文章であったとしても、書き続けているといつの間にかどんどん自分自身にスキルがついてスラスラと文章が書けるようになってくるんですよね。
「自分には文章を書く才能がない」と思っている人も、もしかしたらまだまだいるかもしれませんが、最初は誰だって上手な文章は書けません。
僕自身も初めて書いたブログ記事なんかは恥ずかしくて見ることすらできないレベルです。笑
それでも書き続けることで、徐々にスキルアップし、ふと気がついた時にはスラスラと文章が書けるようになっているのです。
今ほどライティング技術が重要な時代はない
今では当たり前のようにfacebookやtwitterなどで自分の言葉を発信できるようになりました。
更にたくさんの情報発信をしている人はブログなどの自分専用のメディアを持つことも珍しくなくなりました。
これほど情報発信が簡単になった時代は未だかつてなく、これほど一人一人が文章を書くことが当たり前になった時代も未だかつてありません。
たくさんの情報が溢れてくると、インターネット上で生き残る為にはコンテンツの「質」という部分が非常に重要になってくるのです。
コンテンツの質を上げる、すなわちライティング技術を上げるということがものすごく重要になってきているのです。
基本的なルールを知れば誰でもお客が集まるコンテンツを作れる

しっかりとしたコンテンツが作れれば、今の時代はどんどんお客さんが集まります。
ブログで言えば「コンテンツの質が高ければアクセスが増える」といった感じですね。
「じゃあ、そのお客さんが集まる質の高いコンテンツはどうやって作るの?」っていうことがこの本書の中身になってくるわけです。
質の高いコンテンツを作る為に抑えておくべきポイントを64の項目にわたって紹介してくれます。
ブログを始めたけどなかなかコンテンツの質が上がらないと悩んでいる人はこれらの項目をひとつずつクリアしていけば、自然と質は高くなります。
私にとって書くことはフォルクスワーゲンの製造過程のよう
本書ではこのように書くということを「決まった製造工程」になぞって紹介されています。
著者のアン・ハンドリー氏はいたるところでユニークな例えを使ってくるのですが、それがとてもアメリカっぽいといいますか、日本人にはダイレクトに響かない感じが読んでてちょっと面白い所です。笑
ただ、この「決まった製造工程を踏むことで誰でも質の高いコンテンツが作れる」というのはとても重要な部分ですよね。
どのようにアイデアを出し、どのように書き始め、どのように文章を整理し、どのように読者の共感を得るのか、そういった細かいステップをわかりやすく教えてくれます。
まずは本書で学んだ通りに実践していくことで、間違いなくライティングのスキルはグングン上がります。
もう他の本は捨ててしまってかまわない

こんなインパクトのある紹介文が帯には書かれています。
まぁ僕は他の本は捨てませんが(笑)、それくらいこの一冊にはコンテンツマーケティングのあらゆるノウハウがつまっているということです。
確かにかなり幅広くコンテンツマーケティングに必要なことをカバーしてあるので、一冊あればとりあえずは困ることはないかもしれません。
購入者のレビュー
ブロガーさんには持ってこいの書籍です!コンテンツの客観的なチェックができて伝えるスキルのアップがみこめます。伝えたいことを読者目線で表現するということは、コンテンツを作る上で必須の要素ですが、
そのことを具体的なステップにして書かれています。
この本を参考にして書き続けるという習慣さえ身につければ、伝えるスキルを向上させることができると思います。
アウトプットをするスキルは今後本当に重要なスキルになるはずですので身近においておきたい一冊です。ライティングの説明書文章・作文の書き方ではなく、時代の流れに合った「ライティング・スキル」の磨き方についての内容でした。
ライティングはスキルなので誰でも身につけられることを教えてくれます。
ただし,「コレさえやれば誰でもスグに、簡単に書けます!」という魔法の内容ではないので、そういった付け焼刃なノウハウを求めている人には向いていない内容でもあります。
ライティング・スキルを骨身に染み込ませたい方は必読です。
特に、これから有用なコンテンツをブログで配信していきたい人にはぴったりだと思います。
書き詰まった時の「ライティングGPS」や「フレーム」を教えてくれるのも魅力的です。
まとめ
「自分のコンテンツの質を少しでも上げて、ブログのアクセスを上げたい」
このように思っているのであれば、読んでおいて損はないです。
自分に足りていない部分もわかりますし、新しい気付きや発見もたくさんあると思います。
これからのインターネットを生き抜く為にはなるべく早く読んで知識にしておきましょう!
[wc_fa icon=”external-link” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]コンテンツマーケティング64の法則を見てみる
どうすればあなた自身のスキルが上がるか?
どうすればあなたの収益源となるサイトを構築できるか?
が、わかりやすくイメージしやすくまとまっています。
日々ブログに取り組んでおられる方には持ってこいの書籍です。