起業をする前に知っておこう!成功しやすいビジネスモデル5つの共通点とは?

せっかくビジネスをやるのであれば成功させたいですよね。そうなった時に少しでも成功確率を上げる為に「成功しやすいビジネスモデル」を選択することはとても大事なことです。

そこで、初めてビジネスをやる際に成功しやすいビジネスモデルの共通点についてお話していきたいと思います。これからビジネスをやりたい、起業をしたいと考えている方は是非参考にしてみてください。

1.初期費用を低く抑えられるもの

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ビジネスを進めていく上で「費用をかける所はかけ、抑えられるものは抑える」という考え方はとても重要です。そんな中でも初めはなるべく低く抑えるべきなのが開業にあたる初期費用です。

ビジネスを始める為に数百万、数千万と使ってしまうと、回収だけで数年かかりますし、仮にビジネスが軌道に乗らなければそれだけで首が回らない状態になってしまいます。

なるべく初期費用を低く抑えることができれば、開業に使うはずだった数十万、数百万を開業の為ではなく広告費やその他ビジネス拡大の為に使うことができるのです。初めてのビジネスの場合はなるべく初期費用がかからないビジネスモデルを選択することで大きくリスクを減らすことができます。

2.在庫が必要ないもの

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在庫を持つビジネスは「在庫が売れ残るリスク」が常に発生します。仮に売れなければ在庫の分がマイナスとなるのです。また在庫を抱えることで在庫を置く場所も必要になりますし、粗利も低くなりがちです。

であれば、なるべく在庫を必要としないビジネスの方が圧倒的にリスクを低く抑えられるのです。在庫を必要としないビジネスは実はたくさんあります。

例えば、

  • 税理士、弁護士など
  • 医者、看護師など
  • スポーツ選手やタレント
  • コンサルタント、先生業、カウンセラーなど
  • 電車、バス、タクシー、飛行機、船など
  • 広告代理業、仲介業
  • データ販売(スマホアプリ、ソーシャルゲーム、システムなど)

などなど、在庫を必要としないというだけであれば様々なビジネスモデルが存在します。そのほとんどは自分自身の技術や能力がそのまま商品価値となってビジネスが成立しています。

在庫を必要とせずにできるビジネスは実はアイデア次第でたくさんあるので、初めはリスクを減らす為に在庫のいらないビジネスモデルを考えてみましょう。

3.粗利が高いもの

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月商100万円だけど粗利が10万円なのと、月商50万円だけど粗利が20万円では後者の方がビジネスとして成功する可能性が高いです。

転売なんかでは簡単に月商100万円などが達成できますが、実は粗利はたいしたことなく労力に見合った成果がでていないこともあります。(極端な話、10万円の商品を仕入れて、10万円で10個売れば月商100万円達成です。利益はゼロですが・・・笑)

重要なのは月商ではなくどれほど利益がだせるかです。そう考えた時に粗利の高いビジネスをすることはとても重要です。

また、「労力」という面でも粗利を考慮することは重要です。

2万円の商品を売って粗利が1万円の商品と、粗利が5千円の商品の場合、かかる労力はほとんど同じでも利益は2倍も変わってくることになります。同じ労力でも粗利が高いビジネスの方がより成功確率が上がるのは容易に理解できると思います。

また、粗利が高ければそれだけ次のビジネスに使えるお金も増えるということです。利益を来月の広告費に回したり、設備投資に回していくことでどんどんビジネスを加速させることができます。スマホのゲーム業界などが急速に発展しているのはこの圧倒的な粗利の高さにあります。

4.レバレッジがきくもの

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レバレッジとは日本語で「てこの原理」を意味します。つまり、小さな労力で大きなリターンが得られるビジネスは成功しやすいということです。

ではレバレッジのきくビジネスとは一体どんなものがあるのかというと、

  • データ販売、情報販売(ひとつ作れば何度でも複製が可能)
  • テレビ、雑誌、新聞、インターネットなど(1つのコンテンツを大勢に提供可能)
  • 権利収入(一度権利を得れば大きな労力をかけることなく収入を得続けることが可能)
  • 講師業、先生業(1対多でビジネスが可能)
  • 電車、バス、飛行機など(一度に複数の人を乗せることが可能)
  • 投資家(資金を働かせることで自分の労力以上の収入を得ることが可能)

などなど、自分の労力以上のリターンが見込めるものは実はたくさんあります。

例えば「ひとつ商品を作って一つ売る」ということを繰り返していてはいつまでたっても大きなリターンは得られません。しかし「ひとつ商品を作ってそれが100人に売れる」となると、かかる労力が1に対してリターンは100になるのです。

ビジネスを効率よく発展させていく為にも「自分の労力=リターン」のビジネスをやるのではなく、「自分の労力<リターン」になるようなビジネスを選択することが重要です。

5.継続課金がとれるもの(リピーターが獲得できるもの)

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「一度売って終わり」というビジネスは短期的に成功したとしても長期的な成功は難しくなります。やはり長期的な成功を収めるにはリピーターの獲得はとても重要です。

例えば、以下のようなものは同じ所から何度も商品やサービスを購入しやすくなります。

  • 携帯電話の使用料
  • 美容院
  • 家賃や光熱費
  • 好きなブランド
  • 好きなタレントやアーティスト
  • 自宅近くのコンビニやレストラン

などは、継続して課金がとれたり、リピーターが獲得できるようなビジネスです。

決まった美容院にいったり、好きなアーティストのライブに何度も足を運んだり、近くのレストランに何度も行ったりする経験は多くの人に共通することだと思います。

いかにリピーターを獲得できるかもビジネスを成功させる上では重要な要素となります。

まとめ

ここで紹介したことを一つでも多くあてはめることができればビジネスの成功確率を上げることができるでしょう。自分がこれからビジネスを始めたいと考えた時にこれらの項目を頭に入れておくことはとても大切なことです。

ただし、ここで紹介したことに当てはまらなくても成功するようなビジネスモデルも当然たくさんありますし、ここで紹介したことを全て満たしても失敗するビジネスモデルもあるということも理解しておいてください。

結局はここで紹介したことはビジネスの枠組みにすぎないので、中身次第で結果は大きく変わります。

また、もうひとつ重要なことは少しでも成功確率を上げることは重要ですが、それによって行動が遅くなってしまうことのないようにしましょう。

時間をかけて成功確率をちょっとずつ上げるよりも、どんどん行動し、どんどん失敗して、どんどん成長していくことも重要なので、成功確率を上げることと実際の行動のバランスをとってビジネスを進めていきましょう。

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