今やブログは無料ブログなども含めると数えきれないほどたくさん存在しています。
そんな中で、ブログ全体の評価として少しでもライバルに勝ちたいと思うのは当然ですよね。
自分のブログを無数に存在する多くのブログの中に埋もれさせたくないのであれば、「ライバルに勝つ」ということは必須になってくるわけです。
ブログ全体の評価としてライバルのブログの方か優れている場合、どうしても自分のブログはなかなか注目されることはありません。
そこで、今回は誰もがライバルのブログに勝てるようになる最も確実な2つの方法について解説していきます。
これは全ての物事に共通するとても大切な考え方です。
何事もそうですが、ライバル達に勝つにはコツがあります。
そしてそのコツを掴めば、自然とライバルに勝てるようになってきます。
1.必ず「自分の土俵で戦う」こと

一つ目のライバルに勝つ方法は必ず「自分の土俵で戦う」ことです。
いくら頑張って努力をしても相手の土俵で戦っているようではなかなか相手に勝つことはできません。
しかし、自分の土俵で戦えばいとも簡単にライバルに勝つこともできてしまうのです。
例えば、僕は株式投資と為替投資を合わせて10年近く相場でトレードをやっています。
その辺のトレーダーには負ける気がしません。
しかし、僕は不動産投資に関しては本を数冊読んだ程度でほとんど素人です。
そこに不動産投資歴10年、FXトレード経験なしのAさんがいたとします。
このAさんにブログで勝つには、僕は不動産投資関連のコンテンツで勝負をするのではなく、FXトレード関連のコンテンツで勝負をすれば簡単に勝つことができます。
反対に不動産投資でいくら頑張ってもやはり不動産投資歴10年のAさんにはコンテンツの質で勝つのは難しいでしょう。
このように、自分が得意とする強みを活かしたコンテンツで勝負をすることが「自分の土俵で勝負をする」ということです。
たくさんのライバルがいる状態ではどのように応用するか
今の例は僕とAさんだけで勝負をした場合の話です。
しかし、実際にはほぼすべての分野にライバルがいるので、FXのコンテンツを扱えばAさんには勝てるかもしれませんが、その他のFXが得意な人にはなかなか勝てない可能性がありますよね。
今やライバルのいない分野などは存在しないと言ってもいいほどです。
この場合、自分の土俵で戦うにはどうすればいいのかと言うと主に2つの方法があります。
一つ目の方法は「よりニッチな分野に特化する」こと
一つ目の方法はあまりライバルがメインで扱わないようなニッチな分野に特化することで、自分の土俵での勝負が可能です。
「FX」だとかなりライバルが多いですが、「FX⇒裁量トレード⇒ユーロ円のみ⇒プライスアクションのみ⇒・・・」みたいな感じでどんどん自分が得意なことに特化していき、その細分化された先で勝負をすればいいのです。
そうすることで、ライバルの数はどんどん減り、自分の土俵での勝負に持ち込めるわけです。
二つ目の方法は「自分の得意なことを組み合わせる」こと
二つ目の方法は自分が得意とする異なる分野のことを組み合わせてしまうことです。
例えば「FX」と「アニメ」に関しては負けないという自信があるのであれば、この異なる二つの分野を組み合わせることで自分だけのオリジナルコンテンツにすることができます。
FXのトレードをアニメでわかりやすく表現してあげたり、反対にアニメをトレードに置き換えたりしてあげれば、もはやライバル達はついてこれない、まさに自分の土俵での戦いとなるわけです。
「FX」と「アニメ」が得意で、なおかつそれらを組み合わせてブログのコンテンツにしようとするライバルは一気に減るはずです。
ここまでで、ブログ運営経験があって勘のいい人なら「ある疑問」が浮かぶはずです
「自分の土俵で勝負をすればライバルに勝てる」ということはなんとなく理解して頂けたと思います。
しかし、ブログ運営経験があって勘のいい人なら「ある疑問」が浮かぶはずです。
それは「自分の土俵ばかりで勝負していても、見る人いなくね?」というものです。
そうです。
ブログの鉄則は「ニーズがあることを記事のテーマにする」というものなので、自分の土俵で勝負していても世間のニーズがなければ意味がないわけです。
確かにこれはその通りで、ニーズがないような記事をいくら書いても誰にも読まれないのは間違いありません。
しかし、これは0か100かみたいなわかりやすく線引きができる話でもなく、どちらを優先順位で上に持ってくるのかという話です。
重要なのは「世間のニーズが強いもので戦う」のではなく「なるべく自分の土俵に近い場所でなおかつ世間のニーズがあるもので戦う」ということです。

この図で言うと、黄色い所は世間のニーズがより強いものです。
今で言うと、最新のガジェット関連のニュースや、ゲームやアプリ関連、芸能関係の話題なんかはニーズが強いですよね。
しかし、この黄色い所は自分の土俵の外に存在しているのがわかると思います。
言うなればこの黄色い所は「相手の土俵」です。
これではいくらそれらのニーズが強いからと言って、それらが得意なライバル達に勝ち目はありません。
相手の土俵で戦っている以上、常に有利なのはライバル達であることを認識する必要があります。
重要なのは自分の土俵と世間のニーズが重なる緑の所で勝負をしかけることです。
ここで戦うことでライバルに勝てる可能性は一気に高くなります。
ちなみに青い所で勝負をしかけてしまうと、先ほども言った通り世間のニーズがないのでまったく読まれないコンテンツになってしまいます。
ブログは自分の土俵で戦うべき決定的な理由
上記で説明したように、ライバルとの力関係を加味して自分の土俵での戦いをするのも大きな理由ですが、それ以上に自分の土俵で戦うべき決定的な理由があります。
それはブログというメディアの特性を理解することで見えてきます。
ブログというメディアを成功させる上で最も重要になるのは「継続」と「更新頻度」です。
3ヶ月しか継続していないブログよりも、1年、2年と継続しているブログの方がより多く読まれますし、一週間に2~3記事しか更新していないブログよりも、毎日5記事更新しているブログの方がより多く読まれます。
そうなった時にブログで扱うテーマ自体を「自分が好きかどうか」というのは綺麗ごとではなく、ブログで成功を収める為にとて重要な要素となるわけです。
「何となく好きなことをやろう!」と言っているわけではありません。
「成功する確率を大幅に上げるために好きなことをやろう!」と言っているわけです。
いくら世間のニーズはあっても、自分はあまり興味の無いようなことを1年、2年と継続したり、毎日更新し続けるのは不可能です。
相手の土俵で戦い続けていては高い確率で「継続」と「更新頻度」を保ち続けることはできません。
今後数年とブログを継続していく為にも、自分の得意なこと、「自分の土俵」での戦いをしていくことが大切になるわけです。
2.ゲームのルール自体を変えてしまうこと

二つ目のライバルに勝つ方法は、「ゲームのルール自体を変えてしまう」というものです。
日本人は「ルールは守るもの」という認識が強く根付いています。
しかし、ブログを始め、ビジネスに明確なルールは存在しません。
もちろん「法に反することをやれ」というわけではないですよ。
最低限の守るべきマナーは当然ありますが、そのマナーを守った上で「自分が勝てるルールに変えてしまう」という発想が大切です。
自分が勝てるルールに変えてしまえば、当然ライバルにも勝てるのです。
ゲームのルールを変えるとは?
ゲームのルールを変えると言われても、いまいちピンとこないと思います。
例えば、自分が節約関連のノウハウブログをやっているとして、多くのライバル達に勝ちたいと思っているとしましょう。
しかし、ライバルのブログにはPV数も知名度も勝てていないとします。
そんな時には勝敗を決めるルール自体を自分が有利なように変更してしまうのです。
例えば、家にある不用品を再利用する方法であれば負けないのであれば、「家にある不用品のリサイクル術」のみで勝負を挑めばいいわけです。
そして家にあるもののリサイクル術でライバル達に勝てるようであれば、それを自分のブログのブランディングにしてしまえばいいのです。
「月間PVが1万いきました」とブログでアピールしたって、ライバルが10万PVいっていたらそこでは勝ち目はありません。
(ただし、PV自体はライバルに負けていてもある程度のブランディングになります)
しかし、「家にある不用品のリサイクル術関連の記事数がついに100を突破!」というアピールであれば、10万PVのライバルブログに圧倒的に勝つことができるわけです。
「ブログはPVで勝負をしなければいけない」なんていうルールはありません。
自分が勝てるようにルール変更をして、それを自分のブログのブランド価値として利用するようにしていきましょう。
大事なのは自分が勝てるルールに変更し、それをブランド価値として利用すること
自分が勝てるルールに変更して「やったー!ライバルに勝ったー」と一人で思っていてもまったく意味がありません。
ルール変更をして勝ったことは積極的にブログでアピールして、自分のブログのブランド価値を高めるために使うことで初めて意味があります。
先ほどの例では、「家にある不用品のリサイクル術関連の記事数がついに100を突破!」というバナーをブログに貼りつけたり、プロフィール欄に書いたり、ヘッダーに挿入したりして、ユーザーに「このブログは他のライバルブログよりも凄そうだ」と思わせるようにしましょう。
すると、ユーザーは勝手に「家にある不用品のリサイクル術の記事数」というルールで他のブログと比較をするようになり、実際ライバルブログを見に行ったら家にある不用品のリサイクル術関連の記事は100本もないわけですから、自分のブログの方が勝ってしまうわけです。
ルールを勝手に自分に有利なように変更し、そしてその勝った事実を大々的にアピールすることで、ブログのブランド価値を大幅に高めることができます。
まとめ
今の時代は大量の情報がインターネット上に溢れています。
検索すればほとんどのことが知れる時代です。
そんな中で、ライバルが多い所で勝つのは並大抵のことではありません。
しかし、自分の土俵で勝負をすることを考えれば必ず勝機はあります。
もちろん、コンテンツには最低ラインのクオリティは必要ですが、自分の土俵に相手を引きずりこむくらいの気持ちでやると、ライバルにも自然と勝てるようになると思います。
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