ブログ記事がどれくらい検索エンジンで表示されクリックされたか調べる方法

せっかくブログ記事を書いたら、たくさんの人に読んでもらいたいですよね。

たくさんの人に読んでもらう為には「検索エンジンからの流入を増やす」ということがとても大切になってきます。

そんな時に検索エンジンで自分のブログ記事がどれくらい表示されているのか?

そしてどれくらいクリックされているのかをしっかり調べることはアクセス数を増やす為にはとても重要な作業です。

今回はブログ記事が検索エンジンにどれほど表示されているか、そしてどれほどクリックされているのかを調べる方法について解説していきます。

必要なサービスは「Google ウェブマスターツール」

このデータを調べる時に必要になるのはGoogleのウェブマスターツールというサービスです。

かなり便利なサービスなのでもし登録していないという人は必ず登録しておきましょう。

登録するだけで、SEO的にも効果があります。

Googleウェブマスターツールのメリットや登録方法に関しては下記を参照してください。

ウェブマスターツールでクリック率を調べよう

ウェブマスターツールに登録をしたら実際に自分のブログ記事がどれくらい検索エンジンに表示されて、クリックされているのかを調べてみましょう。

Googleウェブマスターツール

1.登録したサイトの「検索アナリティクス」を選択

検索アナリティクス

ダッシューボードから「検索トラフィック」タブの中にある「検索アナリティクス」を選択しましょう。

2.「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」などのデータを抽出する

検索アナリティクスを選択すると次のような画面になります。

検索アナリティクス

ここで「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」などにチェックを入れればそれぞれのデータを見ることができます。

グラフで表示してくれるのでとてもわかりやすいです。

  • クリック数 – ユーザーが Google の検索結果ページをクリックしてサイトに移動した回数です。
  • 表示回数 – Google の検索結果に表示されたサイトへのリンクの数です。ユーザーがスクロールせず、リンクが実際には表示されなかった場合でもカウントされます。ただし、ユーザーが 1 ページ目しか表示しなかった場合、2 ページ目に以降に表示されるはずだったリンクは表示回数としてはカウントされません。カウントは、サイト別またはページ別に集計されます。画像検索のようにスクロールが無限に続くページは、スクロールされて実際に表示された項目のみが表示回数としてカウントされます。
  • CTR – クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で除算したものです。表示回数のデータがない行の場合、CTR の計算は 0 で割ることになるので、CTR の値にはダッシュ(-)が表示されます。
  • 掲載順位 – 検索結果におけるサイトの「最上位」の平均掲載順位です。たとえば、ある検索クエリの結果でサイトが 3 箇所に掲載され、それぞれの掲載順位が 2 位、4 位、6 位だった場合、そのサイトの掲載順位は 2 位となります。次に、別の検索クエリでも 3 箇所に掲載され、それぞれの掲載順位が 3 位、5 位、9 位だったとします。この場合、サイトの平均掲載順位は (2 + 3)/2 = 2.5 で 2.5 位となります。表示回数のデータがない行の場合、掲載順位はないので、ダッシュ(-)が表示されます。

引用元:検索アナリティクスレポート

これらのデータを元にとるべきアクション

とるべきアクション

これらのデータからわかることと、これを元にとるべきアクションについて解説してきます。

「表示回数」を元にとるべきアクション

そもそも表示回数が少なければ当然クリック数も比例して少なくなります。

なので、まずは表示回数を上げることがアクセスを増やす為には大切なことです。

表示回数が少なくなるのは主に以下のような原因があると考えられます。

  • そもそもあまり検索されていない
  • キーワード自体は検索されてはいるが掲載順位が上位にいない

掲載順位が上位にいるにも関わらず表示回数が少ない場合は、そもそも検索されないキーワードでブログタイトルをつけてしまっている可能性が高いです。

関連する別のキーワードでもう少し検索ボリュームのあるワードはないか考慮してみましょう。

また、掲載順位が上位にいない場合は、もう一度ライバルチェックをしてみましょう。

そのキーワードで実際に検索してみて、上位に表示されるサイトに自分のコンテンツが勝てそうかどうかを比較してみましょう。

勝てそうであれば、そのキーワードでも次第に上位にいくことはできる可能性がありますが、あきらかに勝てなそうな場合はもう少しニッチなキーワードに切り替えることも必要です。

「CTR」を元にとるべきアクション

CTRとはクリック率のことを意味します。

ある程度表示されているにも関わらず、クリック率が低い場合は記事タイトルに問題がある可能性が高いです。

検索してくる人のニーズに合っていなかったり、そもそもタイトルが魅力的でないということが考えられます。

ちなみに「Net Booster」というサイトの調査では検索で1ページ目に表示された記事の平均クリック率は以下の通りとなります。

1位 19.35%
2位 15.09%
3位 11.45%
4位 8.68%
5位 7.21%
6位 5.85%
7位 4.63%
8位 3.93%
9位 3.35%
10位 2.82%

やはり検索で3位以内に入るとクリック率はかなり高くなりますね。

上位に表示されるのがいかに重要なのかがよくわかります。

で、おおよその目安としてはこの数値を目安にして自分のサイトへのクリック率が高いのか低いのかを判断するといいと思います。

掲載順位が1位なのに、クリック率が10%であれば、それは少ないと判断できますし、逆にクリック率が20%を越えているようなら高いと判断できます。

この目安と比較してクリック率が低い記事をピックアップしてタイトルの再構築をすることで、クリック率の改善を図りましょう。

魅力的な記事タイトルの付け方は以下を参照してください。

まとめ

このような地道な作業の積み重ねがやがて大きな結果となって返ってきます。

自分の記事はしっかりと定期的にデータを見て、メンテナンスをしていくことでブログ全体での評価は上がりやすくなるので、必ずチェックするようにしていきましょう。

例えば「せっかく掲載順位が高いのにあまりクリックされていない」ということに気がつかずにず~っと放置をしておくのはとてももったいないことです。

ちょっとしたキーワードの変更などでクリック率がガラッと変わったりするので、定期的にデータをチェックするようにして、改善を繰り返していくようにしましょう。

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