ブログ記事の質が高いと自然とアクセスも増え、ブログの読者も増えていきます。
反対にブログ記事の質が低いとなかなかアクセスは増えませんし、ブログの読者は増えません。
なので、当然アクセス数を増やしていきたいのであればブログ記事の質は高く保つ必要がでてくるわけです。
質の高い記事を書くにはテクニカルな手法ももちろん知っておく必要がありますが、それ以前に「ある3つの意識」を必ず理解しておく必要があります。
この3つの意識をおさえておけば、相当なことをしない限りはある程度のクオリティは保つことが可能です。
ブログ記事の質を向上させる為に、まずはシンプルにこの「3つの意識」を理解しておきましょう。
ブログ記事の質が向上する3つの意識とは?
まったくの無知でブログ記事を書くのか、この3つの意識を理解してブログ記事を書くのかでは大きくクオリティは変わってきます。
アクセスの増えないブログは大抵以下の3つの意識が欠如していることがほとんどです。
1.「わかりやすさ」を意識する

一つ目の意識すべきことは「わかりやすさ」です。
やはり大前提としてブログ記事は誰が読んでもわかりやすくなければ質が高いとは言えません。
「難しい言葉をたくさん使っているから頭がいい」のではなく、「難しいことを誰にでもわかりやすく伝えられるから頭がいい」のです。
本当に頭の良い人は、相手にわかりやすく伝えることも上手です。
これは、スピーチなどを想像してもらえるといいかもしれません。
スピーチが魅力的な人は、頭の回転もはやく知識もあるのですが、何よりも「わかりやすい」ですよね。
反対にスピーチが魅力的でない人は、いくら頭の回転が速くて知識があっても「わかりにくい」のです。
わかりにくくて何を言いたいのかよくわからないのでは、いくら内容が良くても読者には響かないのです。
ブログ記事を分かりやすくする為には
ブログ記事を分かりやすくする為には、常にユーザー目線を持って、「この記事はユーザーから見てわかりやすいかどうか」を判断するようにしていきましょう。
その為には「記事をバーッと書いて公開して終わり」ではなく、記事を書いたら一度以下の事をチェックする癖をつけましょう。
- 流れが悪い文脈はないか?
- 誤字脱字はないか?
- 難しい言葉を使いすぎていないか?
- 誰が見ても理解できる内容か?
- 視覚的に見やすい構造になっているか?
- 情報に誤りはないか?
記事を書き終えたら、すぐに公開するのではなく一度このような項目をチェックすると、客観的に分かりやすい記事かどうかを判断することができます。
どれも重要な項目ですが、特に重要なのは全体的な文章の流れを確認して突っかかる場所が無いか、読みにくい個所は無いかをチェックすることです。
サラッと読みやすい記事にしてあげるには、少しでも突っかかる部分を解消してあげるようにしてあげることが大切です。
また、視覚的に見やすい構造になっているかどうかも重要です。
文字が多すぎる場所には意図的に写真やイラストを挟んだり、文字で回りくどく説明するくらいなら図に差し替えてあげたり、単純に視覚的に見やすいかどうかもしっかりとチェックするようにしましょう。
2.「簡潔さ」を意識する

二つ目の意識するべきことは「簡潔さ」です。
簡潔とは、簡単で要領を得ているさま。手みじかではっきりしているさま。
ブログ記事はなるべく要領よく、必要なことだけを伝えるようにしましょう。
ただし「必要なことだけ」と言っても、要点だけを伝えたり、ポイントだけしか伝えてはいけないというわけではありません。
必要であれば、冒頭につかみとなるストーリーを書いてもいいですし、ちょっと笑わせる為の面白ネタを入れてもいいですし、記事が長くなったっていいのです。
ここでいう簡潔さとは、「不必要なものを無駄に書かない」という意味です。
例えば、ブログ記事の書き方を説明する記事の中に、今日の晩御飯の事を書くことが必要であれば書いてもいいですが、必要でないなら書くべきではありません。
必要か必要でないかはその時々によって変化します。
その晩御飯のネタが自分のブランディングに繋がるとか、ブログ記事の書き方に繋がってくるという「意図」や「狙い」があるのであれば必要だと思います。
しかし、自分のブランディングにもならず、ブログ記事の書き方にも繋がらず、ただ文字数を増やす為だけに書くのであれば、ブログ記事の書き方を説明する記事の中では「不必要」です。
今日の晩御飯の事を書いたばかりに、読者は混乱をしてしまうことになるのです。
3.「有益さ」を意識する

そして三つ目の意識すべきことは「有益さ」です。
読者にとって有益かどうかを常に考えて記事を書いていくことはブログを運営するのであれば必須です。
「読者にとって有益じゃなくてもいい」「誰かに見られなくても構わない」というのであれば、わざわざネット上で公開などせずに自分のノートにでも書きましょう。
もしくはパソコンを使いたいならwordにでも書いていればいい話です。
ブログを公開しているにも関わらず、上記のような発言をする人は盛大な矛盾をしています。
ネット上にブログを公開している時点で「誰かに見てもらう為」なわけです。
なので、ブログを書くのであれば読者にとって有益かどうかを考えるのは必須です。
見てくれる人にどんな価値を提供できるのかをしっかりと考えて記事を書くようにしましょう。
- 為になる
- 勉強になる
- 面白い
- 楽しい
- 綺麗
- 暇つぶしになる
など読者が感じる価値は様々です。
読者にとって有益な記事の書き方については以下で詳しく解説しているので、チェックしてみて下さい。
まとめ
ブログを書くときには常にこの3つの意識を持っておくだけで、記事の質は大きく変わります。
この3つの意識が欠如してしまっているブログはあまりアクセス数は伸びていないはずです。
「なんだかわかりづらいなぁ」
「何が言いたいのかよくわならない」
「読んだけど時間の無駄だった」
なんて思われていては、いつまでたっても読者は増えないですよね。
このように思われないようにするのが、今回紹介した3つの意識です。
ブログを運営していくのであれば、大前提として理解しておきましょう。
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