アフィリエイトは本気のブロガーにとっては「繋ぎ」でしかない

みなさん、ブログでアフィリエイトしてますか?

もしくはブログでアフィリエイトをしたいですか?

もちろん、僕も一応ブログを運営しているので細々とアフィリエイトはやっております。

なのでアフィリエイト自体は僕自身もとてもお世話になっているビジネスモデルですし、やれば大変勉強にもなります。

で、「ブログ=アフィリエイト」っていうイメージってまだまだ多くの人にあると思いますが、僕自身、もはやその考え方は「古い」と思ってます。

多くのブログ運営者達が「アフィリエイトで稼ぎたい」とか「アフィリエイトのやり方を知りたい」と必死になっていますが、そこを目的とするのは正直あまりお勧めしません。

そもそもアフィリエイトは「販売元」が一番得をするビジネスモデル

アフィリエイトで一番得をするのは販売元

そもそもアフィリエイトの仕組みをしっかり理解すれば「誰が一番得をするのか」は一目瞭然です。

それはアフィリエイターではなく広告主である「販売元」です。

販売元は実際に商品が売れてからアフィリエイターへ報酬を支払えばいいので広告費に対する大きなリスクもないですし、宣伝の手間もかけずにどんどん自分の商品が売れていくことになります。

販売元は商品を多くのアフィリエイターに紹介してもらえば、自分が商品を宣伝しなくても勝手に売れていき、勝手に収益が上がり続けます。

そしてその収益をさらに広告費につぎ込んだり、新しいビジネスに回したりして、どんどんビジネスを拡大していけるのです。

しかし、アフィリエイターは常に「他人の商品」を紹介しているので、販売者側の動向に左右され、ビジネスの主体が自分にはありません。

言ってしまえば、アフィリエイターは商品販売元の「セールス部隊」にすぎないのです。

この辺りをもっと詳しく知りたい人は是非下記の記事も合わせて読んでおいてください。

実際、僕自身以前に自社商品を販売した際に多くのアフィリエイターに商品を紹介してもらったことがあります。

その時は自分一人で宣伝するよりもはるかに大きな収益を上げることができました。(もちろん、自分一人でアフィリエイトをしていた時とは比べ物になりません)

アフィリエイターに「自分の商品を紹介してもらう側」になると、一気に収益は跳ね上がるのです。

販売元というのは多くのアフィリエイターに紹介してもらえばもらうほど、どんどん得をしていくのです。

それでも多くの人がアフィリエイトをやる理由

とは言え、アフィリエイトをやる人がとても多いのも事実ですし、その理由は明確です。

それは「自分で商品を用意する必要がないという手軽さ」がある為です。

多くの人は「自分の商品なんてない」というのが当たり前ですし、そういった人がゼロから商品を開発するなんて相当ビジネスに対して本腰を入れないとできません。

「自分で商品を用意するのは面倒くさい。けど手軽にビジネスをしたい」と考えている人には打ってつけのビジネスモデルなのです。

なので「月に数万程度アフィリエイトで稼げればOK」という人はアフィリエイトをブログ運営の目的とするのは問題ありません。

ということで「アフィリエイトで月数万円を稼ぐことが自分の目的でありゴールだ」という人はここから先は読む必要はありません。

「もっと上を目指したい人」のみここから先は読んで頂ければと思います。

本気なら「自分の商品を持つ」という視点が大事

全部自分の商品

本気でビジネスとしてやっていきたいのであれば「自分の商品を持つ」という視点がとても大切です。

と言うと、「自分に商品なんてない」「自分の商品なんて作れない」という反応が大半ですが、今の時代自分の商品を作ることはそう難しいものではありません。

むしろ、これほど簡単に個人が商品を作れる時代は未だかつてなかったのではないでしょうか。

なので、本気なら「自分の商品をいつか持つ」ということを視野にいれて、その「繋ぎとして」アフィリエイトをやっていくようにしましょう。

ブロガーの皆さん、例えばこんな商品が作れます

ブロガーというのは自分では気がついていないかもしれませんが、実は色々な商品を作ることができます。

例えば、専門性のある過去記事をまとめて「情報商材」として販売したり、「書籍」として出版したりすることもできますし、それについての「セミナー」を開催することもできますし、「コンサルティング」をすることもできます。

更に更に、その専門分野に興味のある人達を集めた「イベント」の開催や、「コミュニティ」の運営なんかもできます。

「専門分野」っていうのはある程度世間にニーズがあれば何でもよくて「自分の趣味の延長線上のもの」で大丈夫です。

料理のブログなら料理に関係すること、ガジェットに関するブログならガジェットに関すること、音楽に関するブログなら音楽に関すること、ブログ運営に関することならブログ運営に関することなど何でも応用可能です。

「自分の好きなことをブログに書いて、それを同じように興味のある人達に教えてあげる」ということがとても価値のある商品になるのです。

この視点がとても大切です。

商品作成の難易度

先ほどざっと紹介した商品の中にも作成難易度があります。

情報商材、書籍コンサルティングセミナー、イベントコミュニティ

ざっくりですが難易度はこんな感じでしょうか。

情報商材や書籍は商品を販売するまでの手順がやや面倒なだけで、実際それほど難しいものではありません。

本気を出せばゼロから販売まで3日間あればいけます。

コンサルティングはしっかりとクライアントに結果を出させる為のプログラムや内容を作りこむ必要があります。

基本的には「自分が実際にやってできた方法」や「第三者に教えて結果を出してもらった方法」を教えていくことになります。

セミナーもコンサルティングと内容は近いですが、多くの人前で話したり人を集めるといった意味ではコンサルティングよりやや難易度が上になるかと思います。

そしてコミュニティの運営は人を集めなければいけないのと、そのコミュニティに対して常に価値のある情報提供をし続ける必要があります。

 

で、あくまでこれはざっくりとした難易度なので、別に「情報商材から」といった決まりはありません。

いきなりコミュニティを作ってもいいですし、いきなりセミナーをやってもいいと思います。

あくまで難易度の話であって「どれからやるのがいいのか」はまた別問題です。

hiroki
この辺りもっと詳しく知りたいという方は、是非僕のセミナーなどに遊びに来てね! 

自分の商品を持つと「その分野のプロ」になれる

カメラの専門家

自分の趣味の延長線上にあるもので、書籍を出版したり、セミナーを開いたり、イベントを開催したりすると、あなたは「その分野のプロ」として認知されるようになります。

これがアフィリエイトをやっているだけでは絶対に得られない相当大きなメリットの一つと言えます。

そこまでもっていくことができると、あとはそれぞれの活動を少しずつでも拡大していけばどんどん収益は上がり続けます。

書籍が売れ、セミナーのお客さんが増え、イベントのお客さんも増え、といったようにあらゆるコンテンツが連結し相乗効果を生み出し、どんどん拡大していく良いサイクルに入ることができます。

そして自分の書籍やイベントをアフィリエイターに紹介してもらえるようになれば収益は更に拡大し安定してきます。

何にせよ、この時点でアフィリエイターではなく「販売元」になっているのがわかると思います。

もはやアフィリエイトをやっていた時とは比べ物にならないほどの収益と影響力を持っている事になります。

更に、その分野のプロとして認知されると、あらゆる仕事の依頼も舞い込みやすくなったりと、予期せぬ嬉しいサプライズも起こりやすくなります。

まとめ

「いつか自分の商品を持つ」という視点を持っておくのと、「アフィリエイトで稼げればいいや」という視点しかもっていないのでは、ブログはまったく違った運営方法となります。

どちらが正しいというわけではなく、自分がどちらを目指すのかを明確にしてブログを運営していく必要があります。

僕個人の考えとしては、ある程度本気でブログを運営している人がアフィリエイトをゴールに設定してしまうのは非常にもったいないと思ってます。

でもそれは「アフィリエイトしかビジネスを知らない」というのもひとつの理由だと思うので、是非これを機会に「自分の商品を持つ」ということを意識してみてはいかがでしょうか。

一気に世界が広がりますし、見える景色が変わると思います。

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