パラダイムシフトを起こしチャンスを掴む方法

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自分の中にある凝り固まった概念や価値観というものの存在は、時にあらゆるものを視界から遠ざけてしまいます。

自分の概念や価値観だけをもとに行動をしていると、実は世の中に転がっているあらゆるチャンスを逃している可能性があるのです。

チャンスを掴むためには自分の価値観以外のものを拒絶するのではなく、あらゆる物事を柔軟に捉え、自分に取り入れていくことが重要です。

今回はチャンスを掴む為に重要な「パラダイムシフト」というものについてお話させて頂きます。

パラダイムシフトとは?

「パラダイム」とは、思考や概念,規範や価値観のことを意味します。

そして今まで当たり前のように考えていた思考や概念、規範や価値観が、枠組みごと移り変わることを「パラダイムシフト」と言います。

要するに今までの概念が覆されるようなマインドの変化のことです。 


「本を読むなんて真面目な人間がやることで、あんな文字だらけのもの読む気もしないし、自分には関係ない」という価値観の人が、嫌々1冊だけ本を読んでみた所、「読んでみると意外と為になるし面白い」「なぜ今まで読まなかったんだろう」「今後はもっとたくさん本を読もう」とあることをきっかけに自分の価値観がガラッと変わること。

パラダイムシフトを起こすことが重要である理由

なぜパラダイムシフトが重要なのかと言うと、仮に自分の中にある概念や価値観のみで、人生のあらゆる物事選択し続けると、自分にとって「都合のいいもの」「居心地のいいもの」「楽なもの」などを選択し続け、自己成長に繋がらず、あらゆるチャンスを逃し続けてしまうからです。

例えば「見た目なんて気にする必要はない、重要なのは中身だ」という価値観のまま人生を過ごすと、見た目に気を使う、ファッションセンスを磨くといった部分での自己成長は一生することはありません。この価値観の人にとって見た目を気にしない方が「楽な選択肢」であり、見た目を気にするという概念がそもそもないので、そこに磨きをかける必要性がないとも思っています。

このように、凝り固まった概念や価値観を元に行動し続けると、自己成長に繋がらないのがわかると思います。

そこで、「見た目なんて気にする必要はない、重要なのは中身だ」という価値観の人を無理やりおしゃれな人達が集まるパーティーなどに連れていくと、「みんなおしゃれでカッコイイ」「見た目を気にしていない自分が恥ずかしい」「なんでこんな格好で来てしまったんだろう」などという概念、価値観が生まれ、「なぜ今まで見た目を気にしてこなかったんだろう」といった風に今までの自分の概念を覆すパラダイムシフトが起こるのです。

このパラダイムシフトが起きてしまえば、後は時間さえあればファッション誌を読んだり、街中のおしゃれな人を観察したり、自分の見た目に対する自己成長をする為にどんどん行動していくようになります。

新しい物事へチャレンジし、自己成長をする際は大なり小なりパラダイムシフトが起きているのです。

事実はひとつ解釈は無限大

その人の価値観によって、物事をどのように捉えられるのかは変わってきます。

その捉え方でチャンスを掴めるのか掴めないのかが決まってくるのです。

以下に価値観の違う二人のセールスマンの有名な逸話を紹介致します。

ある靴屋の社長が、市場調査のため、2人の営業マンを未開の地へ出張させました。

帰国後、市場の可能性を報告させると、1人は『社長、この土地にチャンスはありません。絶対売れません。なぜなら誰も靴を履いていないのです。』  と報告しました。

社長はガッカリしつつ、もう1人の営業マンを呼びました。

すると彼は目を輝かせ、『社長、今すぐ、この土地へ進出すべきです。至急商品を送ってください。無限のマーケットが広がっています! なぜなら誰も靴を履いていないのです。』と興奮気味に報告しました。

「靴を履いていない人達がいる」という事実はまったく同じですが、二人の解釈の仕方によって、まったく違った捉え方をしているのがわかります。

事実は同じでも、その人の考え方、概念、価値観でまったく違った思考回路になるのです。

ここで重要なのは、どちらのセールスマンが正しいとかそういった事ではなく、「なるべく多くの視点も持てるようになるべき」ということです。

多角的な視点で物事を見れる力、柔軟な発想、概念で物事をとらえる力、すなわち複数のパラダイムを持つ事ができると「チャンスをつかめる可能性が高い」のがわかると思います。

ある一定の常識とか、概念にとらわれない柔軟な発想がチャンスを掴む為には重要になるということです。

意図的にパラダイムシフトを起こす方法

パラダイムシフトは、外から「こういった考え方もあるよ」と刺激を受けたり教えられた時に、その考え方が自分の中で腑に落ちた時、納得できた時に起こります。

つまり、意図的にパラダイムシフトを起こすには、できるだけ多く「こういった考え方もあるよ」と刺激を受けたり教えてもらうことが重要になります。

この「こういった考え方もあるよ」というのは具体的にどういったことなのかと言うと、それは「新しい体験をしたりインプットしたりすること」とイコールです。

例えば、

  • 自分と住む世界が違うような人と話した時
  • 天才と言われるような偉人の本を読んだ時
  • 圧倒的なスケールの映画を見た時
  • 海外に行って自分とは違った文化にふれた時
  • あまり行ったことのない豪華なパーティーに行った時
  • やったことのないことにチャレンジした時

などなど、自分の概念にはないような情報をインプットし続け、体験し続けることこそ「こういった考え方もあるよ」と、新たな気づき、発見、思考、概念を与えてくれるきっかけとなるのです。

つまり、常に様々な情報に好奇心をもって、インプットし、体験し続けることがパラダイムシフトを意図的に起こし、チャンスをつかむ為には重要だということです。

何も勉強しない人、インプットしない人、体験しない人、やってみない人は、自分自身の「概念の殻」に閉じこもっているようなものです。

これではどんどん頭は固くなり、パラダイムシフトは起きません。

チャンスをつかむ為にも積極的にパラダイムシフトを起こすことは非常に重要なことです。

まとめ

パラダイムシフトを起こすことで、あらゆるチャンスが見えるようになり、自己成長に繋がります。

これから先の人生では、新しいことに進んでチャレンジしたり、体験したり、インプットしていきましょう。

そうすれば、自然とパラダイムシフトが起きて、チャンスが目につくようになり、自分の人生を更に有意義なものにできるはずです。

自己成長していく為にも、自分一人の凝り固まった考え方だけで物事を判断しないようにしていきましょう。 

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