本気でモチベーションが上がる正しい目標設定の仕方

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世の中にはたくさんの「目標設定の仕方」があります。

「具体的にしろ」「数字を入れろ」「期限を決めろ」など、あらゆる方法がありますよね。

たくさんの目標の立て方が存在するがゆえ、中には間違った目標の立て方を実践してしまっているような人もいます。そんな状態では目標設定の意味はほとんどなく、意味がありません。

ということで、今回は本気でモチベーションが上がる正しい目標設定の仕方についてお話していきます。

そもそも何のために目標設定をするのか?

何のために目標設定するの

目標設定をするのであれば「なぜ目標設定が大事なのか」という部分を理解しておく必要があります。「ただ何となく設定した方がいいって聞いたから」という動機でも、設定しないよりはマシですが効果はあまり高くなりません。

そもそも目標設定は何のためにするのでしょうか?

目標を忘れないようにするため?見失わないようにするため?

いずれも間違いではありませんが、これでは「本質」は捉えていません。目標設定をする理由、本質は「目標設定によって高いモチベーション維持するため」です。この本質を必ず理解しておきましょう。

要するに目標を設定したことで、自分自身がその目標を達成したくてウズウズしたり、いてもたってもいられないくらいモチベーションが上がるようなものでなければいけないのです。24時間寝ても覚めても、仕事中も遊んでいても、その目標のことばかりを考えてしまうくらいの目標設定がベストです。

なので、自分のモチベーションが上がらないような目標設定ははっきり言って意味がありません。しかし、残念ながら多くの人は自分のモチベーションが上がらないような目標を設定してしまうのです。

「上司にやれと言われたから」「とりあえず目標設定してみた」みたいな感覚で目標を立てるのはあまり目標設定による高い効果を発揮することができないのです。

「~しなければいけない思考」は捨てされ

やらなければいけない

目標設定をするときには「~しなければいけない」という思考を排除しましょう。

「次は合格しなければいけない」「来月は売上をとらなければいけない」「痩せなければいけない」といった「~しなければいけない」という考えのもと目標設定をすると、高いモチベーションの維持は難しくなります。

これでは「嫌々やっている感覚」になってしまい、例え最初の数日はモチベーションが上がったとしても、モチベーションの「長期的な維持」はできません。人間は嫌々やることを継続することはできず、必ずどこかで行動が止まってしまう日がきます。

であれば、どのような考え方を持てばいいのかというと「~したい」という考え方をベースに目標設定することが非常に効果的です。

他の誰に言われるものでもなく、必ず自分自身が「やりたい」「達成したい」「成し遂げたい」と思えるようなことを目標として設定するのです。自分が「心の底から本気でやりたい」と思えることには、もの凄いパワーを発揮することができます。

この「~したい」という目標を掲げる時のポイントは「今の自分の現状を考えない」ということです。お金、スキル、人脈、環境などは一切考慮せずに、本気で心の底からやりたいことだけを考えるのです。今、学生であろうが、サラリーマンであろうが、主婦であろうが関係ありません。目標を設定する際は一旦それらは忘れましょう。

「そういえば昔から絵が好きだったから絵に関係する仕事がしたいと思ってた」
「世界の色んな国の文化をこの目で見てみたくて、世界一周旅行をしたいと思ってた」
「スポーツが好きでスポーツに関係することがやりたいと思ってた」

何でもいいので本当に心の底からやりたいと思うことを素直に抽出してみましょう。それこそが、達成したくてウズウズし、いてもたってもいられないくらいの目標となり得ます。

それでもやりたいことがない場合

やりたいことがない

真剣に深く考えても本気でやりたいと思えることが無いという場合は2つの原因が考えられます。

まず一つ目は、まだまだ「マインドブロックがある」というパターンです。心のどこかで「今更自分には無理だろう」とか「できるわけない」といったマインドブロックが働いている可能性があります。

「昔から絵は好きだったけど、今更無理だろう」「世界一周旅行はしたいけど、会社があるし無理だろう」といった感じです。

本当にやりたいという意識の前に、フィルターのようにそれを否定する意識がマインドブロックとして働き、結果的にやりたいことが無いように感じてしまうのです。無心になって子供のころを思い出し、素直な気持ちでやりたいことを考えてみましょう。

そして二つ目は本当にやりたいことが無いパターンです。

この場合は「まずは色んな体験や経験をする」というのがお勧めです。

色々な場所に行ってみたり、たくさんの人と会ってみたり、色んな本や映画を見たり、興味のあるイベントに行ってみたり、あらゆる体験や経験をするということを積極的にやってみましょう。そういった体験や経験の中からやりたいことが見えてくることもあります。

色々な世界を見て、たくさんの刺激を受けてみるようにしましょう。

目標は「目標を達成している自分がイメージできるもの」にすべし

成功している姿をイメージしよう

これがかなり重要です。

目標を設定した段階で「既にその目標を達成している自分がイメージできるもの」でなければいけません。

例えば、極端な話「本気で空を飛べる人間になりたい」という夢ができても、それを達成できている自分、空をスイスイ飛び回っている自分というのは非現実的すぎてリアルなイメージができないと思います。これではいくらやりたいこととは言え、達成することはできません。

そうではなくて、「社長になっている自分」とか「好きな仕事をしている自分」といった「よりリアルにその目標を達成している自分がイメージできるもの」でなければいけません。もっというと、将来の目標を達成している自分が「見ている風景」まで見えるようになるくらい具体的にイメージできるものがベストです。

多分こんな仲間がいて、このくらい収入があって、こんな生活をしているんだろうな~とイメージするのです。この「イメージできるかできないか」は目標設定をする上ではとても大切です。脳が持つイメージする力を決してあなどってはいけません。

正しい目標設定をすると「見える世界が変わる」

あんなビルあったっけ

正しい目標設定ができると目標設定前と比べてその瞬間から見える世界が変わります。目標設定をすることによって心理的な盲点である「スコト―マ」が外れるのです。

これはどういったことかと言うと、今まで見えなかったものが見えるようになり、より自然と目標達成へと導かれるようになるということです。

例えば、「絵に関係する仕事がしたい」という目標を設定した場合、今までは何気なく通勤していた電車内でも、目標設定後はふとした中づり広告の中にあったイラストに目が行ったり、本屋さんで絵に関係する本ばかりが目についたり、誰かの会話の中でも絵に関することを拾ったりするようになるのです。

目標設定前であればこれらの情報は全てスコト―マとなり一切気にかかることはありません。

しかし、目標を設定したことで「目的意識」が芽生え、日々のあらゆる物事の中から自分の目標達成に近づけそうな情報を自然と集めるようになるのです。目標設定によって「目的意識」が芽生え、その結果として日常の中の見えるものが変わってくるのです。

まとめ

正しい目標設定のポイントは以下の2つです。

  • 心の底から自分自身がやりたいと思うことを目標にすること
  • 目標を達成している自分のイメージができること

まずはこの2つをしっかりとクリアした目標設定をすると効果抜群です。

もちろん「いつまでに」とか「具体的に」とかそういったことも必要になるのですが、それよりもまず上記の2つのポイントに重点を置いて目標を設定してみましょう。

目標設定において最も重要となるポイントなので、是非参考にしてみてください。

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