Evernote一部社員がユーザーのノートを閲覧できるようになる件でクラウドサービスについて改めて考えてみる

こんにちは、hirokiです。

便利なクラウドノートサービスであるEvernoteが、2017年1月23日よりプライバシーポリシーの変更を行うことが発表されました。

で、その変更内容が今Evernoteを使っているユーザー達の中で物議を醸しています。

以下、プライバシーポリシーの重要な変更箇所の引用です。

プライバシーポリシーの最新の更新により、一部の Evernote 社員はアカウントのコンテンツへの機械学習テクノロジーの適用を監督することが可能になりますが、その際は Evernote サービスの開発・改善を目的として以下の通り制限がかかります。

これは、ユーザにとって最も関連性の高いコンテンツや機能を提示するために、弊社の機械学習テクノロジーが正しく機能していることを確認することが目的です。弊社のコンピュータシステムは高精度ですが、意図した通りに機能しているかを確認するために、人間による目視確認が必要になる場合があります。

引用元:プライバシーポリシーの更新に関するお知らせ

要するに「サービス向上の為に一部のEvernote社員がユーザーのノートを閲覧することができるようになりますよ」ってことです。

これはクラウドサービスとしてはかなり重大な発表なんじゃないかと思います。

あ、「そもそもEvernoteって何?」という方は『メモアプリの決定版!Evernoteの超便利な25種類の使い方』も読んでみて下さい。

Evernoteユーザー達の素直な意見

このプライバシーポリシーの変更に対して今までEvernoteを使っていたユーザー達からは様々な意見がでています。

主に不安に感じている人達の意見は以下のようなものが多かったです。(twitter上などの発言からニュアンスを変えて引用しています)

  • 「プライバシー性の高い情報を入れてたけど不安になった」
  • 「仕事で使っていたけど、会社の情報を入れるのは危ないのか」
  • 「Evernoteを結構頻繁に使ってたけど、これはつらい」

反対にこの変更をそこまでネガティブに捉えていない人達の意見もありました。(twitter上などの発言からニュアンスを変えて引用しています)

  • 「クラウドサービスなんて元々そうなっている」
  • 「むしろこの変更をしっかり公表してくれるEvernoteの方が誠実」

単純にプライバシー性の高いノートを他人に見られるのが不安だという意見もわかりますし、クラウドサービスは常にそういったリスクがあるあるのは当たり前だっていう意見もわかりますよね。

クラウドサービスとプライバシーの問題

今回Evernoteはプライバシーポリシーの変更によってユーザーのノートを社員が閲覧できることを明記しました。確かにこれによってユーザー達が不安に思うのも無理はないですし、そう思われるのも仕方ないのかなと思います。

しかしEvernoteに限らず、そもそもクラウドサービスにおいて運営元は個人のデータを「見ようと思えばいつでも見れる」ことを改めて認識する必要があるな~と思いました。

多くの人が当たり前のように使っているGmailだって、ユーザーごとにメールの内容に合わせた広告を表示させる為にメールの内容を読み取っているわけですし……

そう考えると、運営元がある以上クラウドサービスっていうものに完全なるプライバシーを求めることの方がやや無理がありますし、あくまでプライバシーポリシーによってプライバシーの保護を謳っていても、運営は「見ようと思えば見れる」のが結局のところなんじゃないかと思います。

今回Evernoteは社員が閲覧できることを明記しましたが、Evernote以外のクラウドサービスだってわざわざそれを言っていないだけで見ようと思えば見れると思いますし、そうなった時にクラウドサービスを使う以上「100%完璧なプライバシーはない」ということを前提に使うべきなのかなと。

クラウドに入れる情報は「最悪漏れても大丈夫」なものくらいにしておくべきなのかもしれません。

クラウドサービスはスマホ、タブレット、PCなどのどの端末でも同じ情報にアクセスできてとても便利なので、僕もついついたくさんの情報を入れ過ぎてしまうことがあります。実際、写真とか結構入れちゃってますし、Evernoteにはパスワードの記載されたメールなどの情報も入ってます……

最近では何となく漠然とクラウドに対する信頼感が高まっていたと思っていましたが、使う際は改めて少し慎重に使っていかなければいけないかもしれません。

クラウドサービスを使う時に気をつけたいこと

ということで、実際僕もEvernoteにパスワードの記載されたメールなどを保存していたりしますが、こういった使い方はちょっと微妙かもしれないですね。

以下のような情報をクラウドサービスに入れる際は少し気をつけた方がいいのかもしれません。

  • パスワード
  • 登録情報
  • 企業機密
  • 銀行口座関連
  • クレジットカード情報
  • 免許証や保険証の情報
  • パスポートの情報

まぁクレジットとかパスポートとかの情報をクラウドに保存している人はほとんどいないとは思いますが、念の為注意しておいてもいいかもしれないです。

今回の件で改めてクラウドサービスにおけるプライバシーについて考えさせられました。まぁEvernote自体はとても便利で使いやすいサービスではありますし、そんなに闇雲に個人情報が抜かれるということはないと思っていますので、今後も使っていくとは思います。

ただ、念の為上記のような内容は入れないようにだけしていこうかなと思います。

Evernoteは別に使っていなくても何かしらのクラウドサービスを使っている人は人ごとではありませんので、改めてそこに入れている情報について精査してみるといいかもしれません。

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hiroki

月間20万PVのメディアを運営したりなんやかんやしたりしてます。サッカーと音楽とトイプードルが好き。主な著書に「ブログに書くことがない!と思った時に読む本」など